SingleSmile ver エンデューろ

セローで競ろう

07年6月

セロー

マシンは部品取りから再生した90年式のセロー。セルモーター付きで、リヤがドラムブレーキのモデルですが、エンジンは初期型と入れ替えられている為キック始動です。また、元が中途半端なスカチューン仕様?だった為、フェンダーやカバー類が無く、足りないパーツをオークションで適当に付けた為カラーリングもマチマチです。

とりあえず基本整備はもちろんですが、レースを走るに当たってやるべき事でやれる事はやっておかなければなりません。

 

マシン整備とマシン作り

まずは基本整備。キャブレターの掃除、エアーフィルターの掃除、スパークプラグの交換、エンジンオイルの交換、オイルフィルターの清掃、フロントフォークオイルの交換、フロントブレーキのマスターシリンダーカップの交換、ブレーキフルードの交換、クラッチワイヤーの交換、タイヤ交換、チューブ交換、リヤサスペンションの調整、グリップの交換、保安部品の取り外し、シートカバーの張り直しなど。ほとんどS氏が行っています。他にも細かな整備が有るかもしれません。放置車両の為、一部イレギュラーな作業が含まれていますが、ほとんどは一般的な基本整備ですから、ここではとりたてて説明はしません。

後は、レース用にモディファイ。お金を掛ければいくらでもモディファイ出来ますが、極力お金を掛けずに必要最低限の部分に手を加えます。

まず、CRMに付けていたアルミ製のハンドルバーに交換します。別に鉄ハンドルでも構わなかったのですが、スタンディングのポジションで苦痛にならない様にハンドルバーを高くしたかった為です。

次にステップ。純正ステップは申し訳程度の余りに貧弱なステップです。これでは安定したライディングは無理というもの。極力お金を掛けたくないので、ハンドメイドです。CRMに付いているワイドステップの寸法を参考に、同等の大きさまで拡張します。割と良い仕上がりになったのですが、画像撮り忘れました。

後はゼッケンプレート。セローには、サイドにゼッケンを張るスペースが有りません。前回DRに使ったお手製ゼッケンプレートが残っていたので、それを流用します。DR同様、右サイドはサイレンサーが有ってゼッケンプレートを付けるのが困難なので、今回も左サイドだけの変則スタイルです(良いのか?)。

 

試運転

レース仕様に仕上げたセローを走らせてみます。スタンディングを続けると腰にきますが、ステップを大型化したお陰でライダー側の安定感は格段に上がっています。マシンそのものの安定感は最悪で振られっ放し。振られやすいので、一応ステアリングステムを少しきつめに締めておきますが、やはりパワーが無いので加速は悪いです。シフトペダルがリンクを介しているので、激しく頻繁にシフトチェンジするとトラブルの要因になりかねない気がします。

その後、ニュートラル検出用スイッチからオイル漏れを起こしている事が判明しましたが(僕はシフトペダルのシャフト部分かと勘違いしていました)、レース直前だった為部品交換は間に合わず、やむを得ずそのまま走行する事にします。

デコンプ無しのキック始動でも掛りは良いです。その他、特に問題になる様な所は見受けられません。あとはライダーの問題でしょうか。

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