サイレンサー交換奮闘記

ついにサイレンサーを購入。

しかしすんなりと上手くは付かない!?

 

純正のサイレンサーも独特なデザインで結構気に入っていますが、なんせ鉄製なのでよく錆びる。

塗装しても高温になる上、リヤタイヤで跳ねる水や砂利ですぐに傷んでしまいます。

車検を通すには必ず必要になる部分でもありますので、ノーマルサイレンサーを温存する必要もあるし、

パフォーマンスも向上させたいという事で社外マフラーを着けようかと思っていました。

しかしDR750Sはマイナー車種なので、アフターマーケットのパーツはほとんどありません。

何か安くて良い物は無いかなぁと思っていると、DRにホンダXR250/400R用スーパートラップなら

すんなり取り付けれるという話を聞き付けました。

これは好都合だ。XR用なら多くのメーカーから出ているので、種類も豊富です。

色々調べてみると格安の「FMF MEGA−4」サイレンサー(XR400R用)を発見。

「マルカワレーシング」で定価32000円が在庫処分で19800円。

これは安い!お買い得だ。で、早速注文しました。

ちなみに「マルカワレーシング」はオフ車、特にXR系にとても強いです。

 

FMFは性能と品質の良さが定評です。

MEGA−4サイレンサーは既にカタログ落ちしましたが、

後継モデルの「MEGA−MAX」よりもスリムで軽量なのが魅力です。

なんせ安いスーパートラップよりもさらに安い。

届いた物を見ると溶接跡も綺麗でニッケルメッキも美しい。

made in Americaにしてはクオリティ高いです(笑)

材質は鉄ですが、軽量だし、この際我慢しましょう。

関係ないですが、日本は多湿な気候のせいかアフターマーケット品で

鉄を使うことはほとんどありませんね。

対して海外メーカーでは鉄製の物も多いです。

綺麗な仕上がりで、とても軽量。

基本的な構造はスーパートラップと同じディスク式。

 

ところが喜んだのもつかの間、DRのエキパイがサイレンサーの取り付け口にはまらない。

おおおっ?、XR用なら付くんじゃなかったのか!?

こんな事なら欲張らずスーパートラップにしておけばよかった・・・。

しばし途方に暮れるものの2万円をムダにする訳にもいかず、

サイレンサーを実車にあてがいながら何とか加工して取り付ける方法を考えます。

どうせ取り付けステーは作らないといけないし、エキパイ部分は径違いのアダプターを

作ることにしました。

欲を言えばアルミで作りたかったんですが、作業性から鉄から作ることにします。

マフラーステーと問題のエキパイ・アダプター

 

いい加減に計ったステーの寸法でしたが、取り付け出来ました。

エキパイアダプターはサイレンサー側にシリコンコーキングを塗って固定と排気漏れを防ぐことにします。

また、鉄のエキパイと鉄のアダプターなので万一固着すると厄介なので

焼付き防止剤を塗っておくことにします。

割とすんなり取り付けできました。

ステーがアルミ製じゃないのが残念。

 

これでサイレンサーはOKなんですが、排気口がもろにウインカーと干渉してしまいます。

サイレンサーと排気熱から逃がす為、ウインカーステーを作ります。

さらにDRのバカでかいウインカーから使っていなかったCRMの小型のウインカーに

付け替える事にします。

CRMのウインカーは配線が短いので、新たに中継する配線を作らなければいけません。

あれこれやって付けてはみたものの、ウインカーが点滅しない。

よく見るとDRとCRMでは電球のワット数が違う事に気づきました。(DR21W/CRM15W) 

電球の大きさもDRの方が大きいのですが、口金の形状は同じようなので

DRの電球を無理やりCRMのウインカーに付けておくことにします。

とりあえずは点滅するようになりましたが、ここは今後の課題ということで。

段違いでちょっと変ですが、小型になっていい感じ。

ウインカーリレーの動作条件は結構シビアだった。

 

思わぬ苦労が重なりましたが、どうにか無事に取付完了。

無理やり付けた割には、なかなかいい仕上がりかも。

これではボロDRが盗まれるかもしれない(笑)

 

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