整備が済んだだけでは終わらない。
手続きの為の準備をしておこう。ここからが本番。
車検を受けるには7種類の書類が必要。
検査を受けるまでにそろえておく書類
車検証
何は無くとも車検証。コレを更新する為に行くのだ。普段はバイクのシート下などに入っているはず。
画像は古い車検証で、今は用紙が変更されています。
納税証明書
毎年5月頃に送りつけられるゆううつな紙。
税金を払うと車検用と書いてある半切れが残るはず。ユーザー車検を受けるなら捨ててはいけない。
一番新しい物1枚だけでいい。紛失した場合は役場で再発行してもらえる(追記参照)。
要は車検を機に滞納している税金を集めたいというお上の意向。
上の画像でいうと、「車検用」と書かれた右の切れ端が必要。
市町村が発行しているので、住んでいる場所によって用紙が違うので参考まで。
自賠責保険証
新たに受ける車検期間中を満たすだけの保険期間がなければいけない。
ユーザー車検で初めて受ける場合は、25ヶ月分にしておくと安心。
(車検不合格で再検査になり、問題点を当日中に対処出来ない場合、後日改めて再検査となります。
そうすると24ヶ月の自賠責保険では車検検査日から再検査日までの期間分が足りなくなってしまうので
車検を受けることができません。
24ヶ月加入した後から不足分(最小単位1ヶ月分)を追加するとなると、保険金額がとても割高になるので
最初は25ヶ月にしておくと安心です。)
自賠責保険は陸運事務所内でも加入することが出来る。
岐阜の陸事の場合は12番の窓口。「自賠責保険」と書かれているので分かるはず。
ちなみにどこのバイク屋さんでも(原付等を扱う自転車屋でも)入れるし、料金は一律。
点検記録簿
前項の整備で使った記録簿。これは前回の車検時の物。
手元にあるなら前もって書き込んでおこう。
なければ数値等は控えておいて陸運事務所で購入して書き込む。
記入しなければならない数値は、タイヤの溝の深さ(前後)、ブレーキパッド残厚(前後)、点検時の走行距離。
これは今回の車検時の物。内容が前回と多少異なっています。
排ガス関係の点検項目が増える等、頻繁に内容が変更されているようなので、あくまで参考で。
部品やオイル類を交換したり、清掃、調整、ボルト・ナットの増締め等は個別の記号を書き込む。
記録簿に書き込む記号と意味が書いてあるので、よく見て間違えないように。
これだけ注意して書いたのに、検査員はペラペラめくるだけ。
用紙も簡素化されているし、提出すればOKか?
残る3種類の
自動車重量税納付書
自動車検査表
継続検査申請書
は車検日当日に陸運事務所で購入し、記入することになります。
ちなみに車検が既に切れている場合でも「継続車検」になります。
中古車や個人売買等で新たに自分の名義にする場合は例え中古でも「新規」になります。
車検が切れている場合はバイクを車で運ぶか、仮ナンバーを役場で発行してもらう必要があります。
どちらにしても面倒なので、なるべく早めに行動しましょう。
車検は車検満了日の1ヶ月前からなら、車検満了日はそのままで受ける事が出来ます。
車検日の予約
書類が揃ったところで、車検日の予約を取ります。
当日にいきなり行っても受け付けてもらえません。
岐阜県西濃地区の場合は電話(プッシュ回線)を使った自動予約になります。
予約は希望日の1週間前(土日を除いた7日前)から取る事ができ、
4つに分かれた時間帯を指定します。
岐阜県の場合、時間帯の分け方は下記の通り。
1ラウンド 8:45〜10:15 までに受け付けを済ませる
2ラウンド 10:15〜11:30 〃
3ラウンド 12:50〜14:15 〃
4ラウンド 14:15〜15:30 〃
ハッキリゆっくりしゃべる自動予約のお陰で、予約し終わるまでかなり時間が掛かります。
バイクのナンバーを入力する必要があるので、車検を受ける車両のナンバーを確認しておきます。
電話予約の最後に受付番号(岐阜県の場合は5桁の番号)を言われますので、
自分の予約は何ラウンドの何番か控えておきます。
車検日当日の受付時に受付番号を言わなければいけません。
岐阜陸運支局の電話番号は 058−279−5588
ユーザー車検予約のメニュー番号は9番です。
今までの傾向では、朝の方が混んでいるような気がします。
慌てずゆっくりやりたい時は、1ラウンドは外した方が良いでしょう。