SingleSmileMeeting 2

03年9月28日

思いのほか好評だった去年のSSM

今年も開催される事になりました。

 

ジャンル、メーカー、一切問わず、ただ単に単気筒ユーザー、単気筒に興味がある人集まりましょう、という企画SSM。

特別これといって目玉イベントも無いのに、去年は思いのほか盛況で、参加者は40名ほどになりました。

個人企画のイベントですから先の事など全く未定だったのですが、SSM実行委員長のogwさんが

「今年もやります」と明言されたので、第2回SSM開催とあいなりました。

SSM名誉会長(名前だけで何もせずプラプラしている名誉会長、略して名誉会長)の僕はもちろん参加です。

 

イベントスケジュール

9/27 前夜祭キャンプ 長野県樽尾沢キャンプ場

9/28 SSM 長野県伊那市 みはらしファーム

 

2日間とも好天に恵まれました。

去年の前泊はスタッフのみの極々内輪的キャンプでしたが、今回は前回参加者及び希望者ということで、

総勢30名ほどという難民キャンプ並規模となったようです。

前夜祭で既に燃え尽きると言われるほど異様な盛り上がりを見せるキャンプは気になるところですが、

僕は相変わらず自分の都合で週末を2日間潰す事が出来ず、前泊はお預けです。

本番の28日のみ参加する予定でしたが、急用が出来てしまいました。

7時くらいに出ようと思っていたのが、なんとか用事を片付けて出発したのが9時。

しかもこの時間帯だと子供が起きてるんですよね。

「パパ、どこ行っちゃうの?」と、悲しげな顔をされて、僕は後ろ髪引かれる思いでバイクを走らせます。

1人旅立つ父さんを許してくれ。涙で視界が歪む中を、名神高速に乗り、中央道へ。

600cc単気筒エンジンに鞭打って、高速をひた走ります。

案外速いぞSRX。凄いぞSRX。頑張れSRX。

道行く車を蹴散らしながら、セルシオに蹴散らされながら高速を走り、中央道伊那インターを降ります。

ミーティング会場の「みはらしファーム」は伊那インターを降りて右折後、道なりに真っ直ぐ行くだけ。

集合は11時でしたが、どうにか11時半頃に着けそうです。

到着すると、駐車場にはあふれんばかりのバイクが!

「こときちさーん!お久しぶり!」

「こときちさーん!はじめまして!」

の声に出迎えられる予定が、アレレ?誰も居ませんよ?

どうやら皆さん昼食タイムのようです。1人途方に暮れる。とほー・・

仕方なく、コソコソと参加者のバイク見物しましょう。

 

総数80台あまり。

駐車場の一角を占めるバイク群は、ちょいとすさまじいです。

しかもすさまじいバイク群、単に数が多いだけではありません。

ちょっと他ではお目に掛かれないようなレアマシンが。

 

とても全部は紹介しきれませんので、ほんの一部だけ。

紹介できなかった方、ごめんなさい。

えーと、コレは何でしょうね。

不覚ながら僕には分からないマシンです。

MZのフルカウルマシンのようです。

良い音してます。

 

泣く子もダカールなラリーレイド直系KTMアドベンチャー。

アドベンチャーは、これを買う事が既にアドベンチャー。

その向こうに見える赤いマシンはスズキDR−BIG。

でも僕のDRではありません。

今まで見たことが無い自分と全く同じDRが見られるなんて、恐るべしSSM。

ちなみにDR−BIGが5台、660テネレが8台集まってます。

これだけ集まるともう極普通のありきたりなバイクと錯覚しそうです。

度肝を抜くマニアック度なSSM。

 

こちらはカワサキの激レアビッグオフ、天涯。

そんな激レアマシンが並んでますよ。

長生きはするもんです。

その他KLR650、KLX650など、これまた普段はほとんど見ることが無いカワサキ系ビッグオフも。

 

シングルじゃありませんが、BMWのR100GS。

かなり使い込まれて良い雰囲気をかもし出してます。

 

これもシングルではありませんが、CAGIVAのエレファント。

ドゥカティのツインエンジンを積んだビッグオフです。

なんだか普通のバイクを探す方が難しいです。

 

去年は話題を独り占めしたアプリリアのMOTO6.5。

会場のあまりのディープさに、今年は陰が薄いです。

いや、後の荷物でバイクがよく見えないだけかも。

 

さて、うろうろいているうちに見慣れた顔ぶれや、ネットでお世話になってる初対面の方々ともお会いできて、

しばし談話後、SSM恒例のメインイベント、不要品争奪ジャンケン大会が始まります。

駐車場隣にあるお花畑に、我々にあつらえたかの様なタープテントが設置してあります。

そこを陣取ってジャンケン大会を開催。

景品として不要品がある人は持ち寄りましょうと声をかけたところ、出てくる出てくる、景品の数々。

バークバスターやHIDユニットなどのバイクパーツに削り出し部品、PC用品に酒、プラモ、

果てはタープテントにお好きなカーボンパーツ1品プレゼントまで、

おいおいこれは不要品じゃないでしょ!という豪華景品です。

参加出来ないにも関わらず削りだしパーツを提供してくれたフライス職人のハギーさん、

カーボンパーツを提供してくれた多彩なカーボン&FRP成型ショップSIMPLEさん始め、

景品を持ち寄って下さった皆さん、有難うございました。

(ごめんなさい。誰が何を持ってきてくれたのか把握しきれませんでした。)

そんな中、僕が持って来たのはペプシのオマケのガンダム・ボトルキャップ。

しまった。もう少しマシな物持ってくればよかったよ。名誉会長、まったく役立たずです。とほー・・

今回のジャンケン大会では、ジャンケンお姉さんが登場です。

お姉さんと呼ぶには微妙なお年頃ではありますが、やはりイベントに華はつきもの。華があると盛り上がります。

(ジャンケンお姉さん役を引き受けてくれた、銀姐さん、myuさん有難うございました。)

ジャンケンにも熱が入りますが、いかんせんお姉さん方、腕っ節だけじゃなくてジャンケンまで強いです。

ジャンケンお姉さんが勝ってどないすんねん。

そんなジャンケン大会も盛況に終り、自由解散となりました。

 

今回とても多くの方に参加してもらうことが出来、また普段はなかなかお会いできない遠方の方とも

実際にお会いする事が出来てて大変嬉しかったのですが、もう1つ僕には嬉しい事がありました。

それは「子供が参加してくれた」ということ。

お父さんのバイクにタンデムして、女の子が1人参加してくれました。

時間も無くてお話も名前を伺う事も出来ませんでしたが、同じ子を持つ身としては1つのお手本を見たような気がします。

しかしいくらバイクに馴染みがあっても、子供が楽しめるイベントではありません。

こんな事ならせめて子供受けするお土産でも用意しておけば良かったと後悔する事しきり。

こんな時こそ名誉会長の出番です。何とかせねば。あぁどうしよう。

と、思っていたら、参加者のZAKIさんが、ジャンケン大会でゲットしたキティちゃんの景品を

女の子にプレゼントしてくれました。

さすがです。粋な計らいです。心配しなくてもみんな大人なんですね。

なんだかとても嬉しくなりました。

さて、僕も娘が2人居ます。早く高速道路3人乗り解禁にならないかなぁ。

 

単気筒エンジンを好き好んで乗る人は、世間から見れば変わってるのかもしれません。

でも、他人に押し付けられるのではなく、メディアや流行に踊らされるのではなく、ただ自分が楽しいと思うバイクに乗る。

主流じゃない物を愛用し続ける事は、しっかりとした信念を持っていなければ出来ない事で、

それだけ大人の乗り物と言えるのかもしれません。

でも主流ではないバイクに乗っていると、どうしても人とは意見が合わない時もあります。

誰にも理解してもらえなくても自分が納得して楽しければ構わないのですが、

こうして同じ嗜好の人が集まると気兼ねなくディープな話題も出来ます。

それは普段出来ない貴重な体験でした。

そしてシングルも、またライダーも、まだまだ捨てたもんじゃないという気になりました。

しかし沢山の方に参加してもらえたのは良いのですが、残念ながら限られた時間では

皆さんとゆっくりお話する事が出来ませんでした。

またいつかどこかで会えると良いですね。

そして今回残念ながら参加出来なかった方、いつかお会い出来る日を楽しみにしています。

走り続けていれば、いつかきっとお会い出来ることでしょう。

 

SingleSmileMeeting 2 参加者一覧

 

SpecialThanks

西南堂 (バイク専門模型屋さん) http://www.seinando.com/

THE SIMPLE (カーボン&FRPパーツ) http://www001.upp.so-net.ne.jp/THE-SIMPLE/

協賛サイト

単テネレを探せ!

MOTO Repo

BEAT RHYTHMERS

juzoの習慣雑記帳

我慢って何ですか?

Hagy's room

P-ZONE

DomiDomi01

QSS運営事務局長のページ

Single Beat

倶楽部天涯

カメポン☆ラボ

はな暦

東海ガムテーパーず

スノー・ベル

天涯風聞録

BIG OFFROAD CLUB

 

おまけ 1

じゅごんさんにステーッカーを頂きました。

車間距離を空けろという警告ステッカーです。

車間距離を空けて欲しいが為に100円ショップで買った「危険!近づくな!」ステッカーを貼って

前回のSSMに出掛けたのですが、どういう訳か「当の本人が危険人物」だと勘違いされてるようで

人畜無害な僕は困ってしまいました。

そういう事で、何か良い車間距離警告ステッカーは無い物か、と思っていたところ、

無ければ作れば良いじゃんと、じゅごんさんがデザインして作ったものです。

早速BOBLBEE(モドキERGO-TECHNO)ハードシェル・バックパックに貼って高速を走ってみます。

さすが!グイグイと車間距離詰めてきます。ステッカーに興味津々なんでしょうか。

ステッカーをよく見てみたいのか、ヘッドライドを点けています。

ハイビームにしたりしています。とほー・・・(T_T)

その後通勤で使ってますが、かなり効果はあります。

なかなか良いですよ。コレ。

欲しい方はじゅごんさんにおねだりして下さい。

なかなか良いんですけどね、小さいと分からないと思うんですよ。

貼るスペースが有るかどうかが問題。

車間距離ジャンパー、車間距離Tシャツも作ってボロ儲けしましょうよ、じゅごんさん。

 

おまけ 2

アプリリアのMOTO6.5に試乗する事が出来ました。

試乗インプレッションはこちら

 

参加者の中には色々とトホホ経験された方も居るようですが、僕自身は今回はトホホ無しです。

ツーレポ的にはネタが無くて寂しいですが、たまにはトホホ無しも良いでしょう。

では、またいつかどこかで。

 

今回の出費

高速代 名神大垣IC〜中央道伊那IC 3,600円×往復

ガソリン代 往復           1,800円

飲食費 コーヒー他            370円

土産代                1,890円

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計                 11,260円

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