こときちのつぶやき

2001年

 

感謝 2001年12月31日

2001年も終わろうとしています。

この1年色々な事がありましたが、今年もライダーであり続けられたのは幸せな事です。

他にも、家族が何事も無く居ること、みんながとりあえず元気なこと、毎日ご飯が美味いこと、

ネットでいろんな人に出会えたこと、元気に仕事が出来ること、etc・・・

そして新しい年もまたライダーであり続けられること。

全ての事は当たり前な事ではありません。

私に関わる全ての人に、素敵な一年を過ごせた事を感謝したい。

新しい年も素晴らしい一年でありますように。

 

評価 2001年12月18日

私の朝食はパン食。それもレーズンパンに決まってる。

結婚した時からだから、かれこれ5年間毎朝毎朝レーズンパンを食べている。時には昼も食べたりする。

別にご飯でも良いんだけど、最近奥さんは朝起きてくれない。

だから手軽なパン食。それもレーズンパン。

アンパンマンの登場キャラクターは、あんパン、メロンパン、ジャム(パン)、クリームパン、食パン、

カレーパン等あるのに、何でみんなが大好きレーズンパンが無いんだ!?納得いかない。

それはさて置き、スーパーの食パンコーナーでもレーズン食パンは少ない。

だからたまに奥さんが買いそびれる時がある。

そんな時は朝からブルーだ。

どの店もレーズン食パンの品揃えは総じて少なめだけど、各メーカーから一通り出ている。

そんな中でもレーズンこときちの一押しは、ヤマザキのレーズンブレッドと新食感(山形)だ。

レーズンブレッドはなんと言っても使われているレーズンの量だ。

大体レーズンパンを食べるヤツなんてレーズンが好きなヤツに決まってるんだから、

レーズンは沢山入ってるに越した事は無い。

街のパン屋と違ってコストがシビアなパンメーカーではレーズンの使用量もシビアなんだろうが、

そんな中にあってヤマザキのレーズンブレッドは他を大きくリードしていると言って良いだろう。

もう一つ新食感(山形)は、レーズンはそれ程多くは無いがトーストした時のサクサク感がなんともいえない。

これらのレーズン食パンに当たった日は、朝から絶好調だ。

なんて事を考えながら一人もくもくとレーズンパンをほおばる。

さぁ貴方も時にはレーズンパンなどいかがかな?

 

性格 2001年12月14日

ある方のHPにこんな話があった。

「人の性格は簡単には変えられない」

本題はもっと違うんですが、考えさせられた。私の性格も変えられないからだ。

自分の性格をうらめしく思っていても、どうしようもない。そういう人、結構居るのかもしれない。

奥さんに良く言われるのは「余計な一言が多い」のと「マイペース」。

いつしか内向的になった性格を何とかするべく頑張っていると、調子に乗って余計な一言が出る。

自分では周りに合わせているつもりでも、どこかマイペース。

周りの目ばかり気にしてるなんて情けないと思いつつも、自分を貫き通すには自信と信念が必要なんだよね。

私にはどちらも欠けてるし、仮にあってもやはり外に目を向けなければ自信過剰になりかねない。

さらにネットでは顔を合わせないから何事も言いやすい半面、余計な事まで言いやすい。

限られた文字から相手を判断しなければいけないから、書き込む言葉も重みがある。

自分の本来伝えたい事が、違う捕らえられ方をされるかもしれない。

もともとオフ会に参加するのも消極的だった。ネットは顔を合わせないのが良いと思っていたから。

それでも普段言葉を交わしている人と実際に合って話をするのは楽しい。

変えられないものは仕方が無い。全ての人に好かれるなんて不可能。

ネガティブなことばかり考えていないで、もっとポジティブに。外に出て世界を広げよう。

そう割り切ってみても、なかなか振り切れないもの。

私のジレンマは続く。

 

アルパインスター号の悲劇 2001年11月15日

つぶやきも1年分となるとかなりの量になりますね。

テキストといえど、これだけの量になると結構なデータ容量になるんですね。ちょっとビックリ。

でも面倒なのでページは変えません。

さて、私の愛車はダイハツのハイゼット・トラック(アルパインスター号)。

660ccといえど、軽量な車体にマニュアル5速の組み合わせは軽快に走る(乗り心地は最悪ですが)。

レースの時はもちろん、雨の日の通勤や大きな荷物の運搬、ちょっとした買い物から大阪遠征まで大活躍なのだ。

そんな可愛いアルパイン号に危機が迫り来る!

それは・・・奥さんの「軽自動車が欲しいな」の一言だ!

普段私は軽トラかバイクに乗り、奥さんは1BOXに乗る。

どうもそれが億劫のようで、もう少し小さくて小回りが利く車の方が便利だと。そりゃ便利でしょう。

軽トラはマニュアルなのと、前方にボンネットが無いトラック形状が受け付けないらしく、

そもそも2人しか乗れないので小さな子供が居ると何かと都合が悪い。

しかし「はい、そうですか」と簡単に言えないでしょ。私の大事なトランスポーターなんだから。

そもそも「小さい車が良い。でも軽はイヤ」って言うからフェスティバを買って、

普通車が2台もあると維持費が大変だからとお気に入りのダットサントラックを軽トラにしたら

今度は「子供が居ると狭いから」と1BOXを買わされ、今度は「デカイからイヤ」って・・・(泣)

それなら軽乗用車を1台とライトエースクラスのバンを1台にすれば丸く収まるじゃん。

でもそれってすっごくお金が掛かる気がするんだよね。

一番現実的なのはやっぱり軽トラの替わりに軽乗用車か。

やばいぞアルパイン号!アルパイン号に明日はあるのか!?もう7万km超えてるし。

でもウチ、お金無いんだよね。軽乗用車を買う金も無いからちょっと安心。

それって安心して良いのか?

 

コストパフォーマンス 2001年10月29日

DRは楽しい。重いけどトコトコ走るし。とっとこハム太郎みたいに可愛い。

先日KLX650に乗る機会があった。

カタログデータでは130kgくらいだったと思うけど、ビッグタンクに換装してあり、

ガソリンもほどほどに入っていたから想像していたよりは重かった。

それでもその近代的な足周りとスムーズなエンジンは魅力的。

カッチリしたペリメターフレームに倒立のFサス。リヤも当然グレードは高い。

ノーマルサイレンサーでも充分抜けが良く、フラットなエンジンでグイグイ加速する。

タンク以外はノーマルなのにも関わらず、各部のグレードはかなり高い。

DRに膨大な金額を掛けたとしても、あのレベルにまで到達出来るかどうかはかなり怪しい。

アフターマーケットのスペシャルパーツがほとんど無いDRに対し、KLXはよりハイグレードなパーツが揃っている。

それ以前に、そんなパーツを使わなくてもノーマルで充分ハイポテンシャルなのだ。

この先DRをコツコツ仕上げていくつもりだったのに、あんなバイクを見せられたら決意も揺らぐってもの。

DRにお金を掛けてポテンシャルを上げるより、買い替えた方が安上がりだし、

大金をつぎ込んだDRよりノーマルのKLXやXRの方がずっとハイポテンシャルだからね。

もちろん必ずしも「高性能=良いバイク」とは言えない。

古いから、性能が劣っているからといって、走れない訳じゃない。

それでも高性能がもたらす質の高いフィーリングは魅力的だ。

「買い替えるか否か」と悩む前に、「買い替える金が無い」というのは、優柔不断な私には有難い(泣)

 

女房と子供とバイクの関係 2001年10月16日

ウチの奥さんもバイクには多少興味がある。

子供が出来る前はバイクの免許が取りたいとも言っていた。

それが育児に追われてそれどころじゃなくなり、いつしかそんな事もすっかり忘れていた。

先日、奥さんとその友人がパソコンの話をしていたら

「パソコン買うくらいならバイクの免許が取りたい」と言い出した。

いや、別に今に始まった事じゃないし、改めて驚く事じゃないんだけど、

子供が出来てすっかり諦めていたのかと思っていたから少々驚いた。

奥さん曰く「子供の手が離れて旦那と2人きりになった時に会話が無いのも寂しいでしょ?

同じ趣味なら話すこともあるだろうし。」

う〜ん、それってちょっと言い訳臭くないか?

さらに「40過ぎて免許取りに行くより、40過ぎたら乗れる状態の方が良い。」と。

さらにさらに、戸惑う友人に対し「大丈夫、旦那は断れないから(^o^)丿」と!

確かにバイク乗りまくってる私が「危ないからヤメたほうが・・・」なんて言っても説得力ゼロ。

でもねぇ・・・2人きりになった時の心配よりも1人きりにされる心配の方が大きいんですけど(-_-;)

免許取ったら取ったで「可愛いバイク欲しい」とか言い出しそうだし(-_-;)

ますますガレージ狭くなりそうだし。

かなり複雑な心境。

 

僕がドゥカティに乗らない訳 2001年10月9日

ドゥカティってマニアックなんだよね。

それはエンジンの構造だったり、緻密なパイプフレームだったり、スパルタンなハンドリングだったり

(乗った事無いけど)。

その中でもモンスターはかなり好き。初めて見た時は衝撃的だったね。ビビビッときた感じ。

例えばBMWなら、その車体価格がベラボーに高くて買えないというのもあるけど、

車体重量が重いというのが私にとって最大のネック。

モトグッチも面白そうだけど、あれを買うならマーニ・スフィーダが欲しい<そりゃ贅沢だって

MVアグスタのF4は官能的と言われているけど、F4とマーニどちらかをくれると言われるなら

私はマーニの方がいい。でも誰もそんな事は言わないし、バイク購入に何百万も出せない。

だからこれは非現実的な話。

それじゃあビューエルはと言うと、デザインもイケてるしエンジンはとても楽しいんだけれど、

実際に所有するには抵抗がある。

何故って、ベースがハーレーだから(笑)

インチサイズの工具をまた一から揃えるなんて面倒臭くてたまらない。

ハーレーがISO規格になったら考えても良いが、そんな事は当分有り得そうに無い。だから買わない。

そうするとドゥカティの、それもモンスターは実に現実的。

価格も国産逆輸入車と比べても大して変わらない。

デザインも良いし、マニアックな造りだし、良い物使ってる感じがするし、シンプルそのものだし、

そもそも軽くてコンパクトなスポーツツインというだけでも惹かれるってもの。

ポジションも、軽くて小さな車体も年寄りに優しいし(笑)。

だいたい「ドゥカティ」というだけで所有欲が満たされる。乗っても良いし、磨いても良いし。

大型ロードバイク乗るならベストな選択じゃなかろうか?と思うのに、買う気がしない。

何故なんだろうね?自分でも分からない。スパゲティは好きなのに。

 

ジャンボなドリーム 2001年8月10日

宝くじなんて所詮は夢。当たるはずがない。とは言っても買わなけりゃ当たらない。

所ジョージにまんまと乗せられて、なけなしの小遣い使って買ってしまった。

もし・・・もし当たったらどうしよう!?

まず住宅ローンを返済しよう(現実的だなぁ)。この際車も買い替えよう。まぁファミリーカーなんて何でも良いや。

トランポにもハイエース・クイックデリバリーなんか欲しいけど、1ナンバー車は維持費が高いからなぁ。

軽トラの新車でも買おうか。でも4駆にエアコン装備だとライトエース・バンと変わらない値段になってしまうし。

4ナンバーと軽じゃ維持費が全然違うけど、悩むところだなぁ。まぁこれは後で考えよう。

次は肝心のバイク。サイドカーが欲しいけどガレージに入りきらない。

それじゃあとびきりの一台、マーニ・スフィーダを買おう。丸ライトの特別仕様228万円也。

今のDRは結構気に入ってるから、手放さずにリフレッシュしてやろう。

エンジンは徹底的にOHして新車並に戻し、キャブはFCRの2連装、排気系はチタンのワンオフ。

ついでにエンジンも綺麗に塗り直そう。キック始動に変更出来たらなお良いな。

フロントはCRMの倒立サスを入れる為にトリプルクランプをワンオフで作って、タロンのハブ、RKのリム、

BRAKINGのローターを使おう。

CRMは社外品が豊富にあって何とでもなるからメリットは大きいぞ。

もちろん重量増にともなってスプリングはハードな物に変更しないとね。

トリプルクランプが変更されるとメーターステーが無くなるから、メーターも小型軽量な物に変更しよう。

リヤはとりあえずオーリンズのサス、スイングアームとサスのリンクアームはアルミでワンオフ、

リヤハブもCRMかXRの社外品に変更してディスクブレーキ化し、RKのリムで18インチに変更しよう。

馬鹿デカイタンクはアルミのワンオフにして軽量化を図ろう。そのついでにアルミのスキッドプレートも作ろう。

これだけやればかなり理想に近い出来になりそうだ。

まるでファクトリーマシンDR−Zみたいだ。KTMラリーも負けないぞ。

でも今まで以上にファンなバイクになってしまったら折角のマーニも乗る機会が減ってしまいそうだ。うははは・・・

なんて事を悶々と考えてニヤニヤしながら宝くじの裏面を見てみると・・・

1等2等はまぁ当然CMの通りだけど、その下になるといきなり100万円に下がってしまうじゃないか!

1千万円級の当りは無いのか!?そりゃ儲かるはずだよ。

これじゃあオーリンズの1つだって買えやしない。

貧乏人のはかない夢はすぐに消えゆくものなのか・・・(泣)

 

感覚 2001年7月13日

晴れの日はいつもバイクで通勤する私。

梅雨の初めにしばらく雨が続いた時があった。1週間ちょっとバイクに乗れなかった。

ちょっとだけ久しぶりのバイク、楽しいなぁ!なんて思っていると、何だか違和感が。

1週間ほど乗らなかっただけで、感覚が鈍っているみたい。

特にダート(田んぼのあぜみち)だと良く分かる。

それでもしばらく走ると感覚が戻ってくるけれど、この「しばらく」が曲者。

頭では「上手く走れる」と思っているのに体が追従してこない。これは危ない。

それに気付いていればペースを落としたりしてそれなりに対処出来るけれど、

気付いていないとひどい目に遭いかねない。

これが月に一回しか乗らないとどうなるだろう?感覚が戻るのにどれくらい要するだろう?

以前、普段はロードバイク、たまにオフロードという乗り方をしている時があった。

オフロードに乗り換えた直後はロードバイクの感覚を引きずってひどいものだったな。

結局感覚が戻る頃には降りる頃なんてことじゃあ練習になる訳もなく・・・

普段もオフにしたのはそういう理由もあったのを思い出したり。

さて、先日DRのシートを修理に出した。納期は2週間ほどかかるという話。

気掛かりなのは2週間後に感覚が鈍っているかどうかという事よりも、

それまでにDRのキャブが詰まらないかという事か(笑)

 

脅迫文 2001年7月9日

先日我が家に怪文書が届いた。

文章は下記の通り。一字一句間違いなく表記してみた(下線含む)。

「人の家をのぞきみするのはあまり良い趣味だと思いません。

これから長いこと移住するのならそっこくやめなければ私は何らかの方法を取り出る所へ出ます。

お子さんのためにもこれからが大事ではないでしょうか。

あなた達より私の方がこの家に住んでいるのは長いんですから

あまり不快な行動はつつしんだ方が私だけあなた達家族の問題だけじゃすまなくなり

大事にもなりかねません。

やめてくださいね。

(追伸)この問題にあやまりがありましたらいつでも対応します。

又直すつもりがなければ私も何らかの方法を取ります。

どちらにしてもあなた達には勝ち目がないと思いますけど。

では失礼します。」

差出人は書いてないが見当は付いている。と言うか、その人意外に居ない。

近所のおばさんだ。

騒動の原因は「ウチの奥さんが窓を閉めた」から(爆笑)

実はこのおばさん、噂によると旦那さんが亡くなってからか育児ノイローゼからか、

少々おかしな所があって隣の住人とも大騒動を起こしている。

警察沙汰も頻繁にあったらしく、今では隣との間に目隠しの塀が出来たり、

センサーライトにモニターカメラまで設置する始末。

どうもウチに対しても気に入らないらしく、「デブ」とか「バカ」「うっとおしい」とか

面と向かってではないが明らかにウチに向かって聞こえるように大声でよく叫んでいる。

子供じみた言動に本気で反抗するのもバカバカしいので

そ知らぬ顔をしていればそのうち諦めるだろうと思っていたが、無視されるのも気に入らないのか。

手紙を見た奥さんはムカつきながらも即刻抗議に行ったらしい。

怒鳴り込むと余計に厄介になりそうだったので平静を装いながら釈明すると、

まるで別人のような愛想の良いおばさんになってるじゃないか。

「いや、あれは子供が・・・」なんて自分の子供のせいにしたりして。

そのうえ「○○さん(ウチのお向かいさん)とこの娘も覗き見する」と言い出した。

おばさん・・・あんたが一番覗いてるじゃん(-_-;)

文章にしても言動にしてもツッコミどころ満載なのは笑えるんだが、

こんな事が度々あるとちょっと笑い事では済まない。

ウチの近所で唯一困ったご近所さんだ。

 

禁句 2001年7月2日

「それを言っちゃあお終いよ」って言葉は色々あるけれど、

私が決して口にしないようにしている言葉がいくつかある。

夫婦間での「別れる」「結婚しなきゃ良かった」。子供に対しての「生まなきゃ良かった」。

これはいくらムカついても決して口にしないと決めている。

幼い子供に対してこんな言葉を言ってはいけない。深く傷つくに違いない。

せめて「橋の下から拾ってきた」くらいにしておかないと。

私が奥さんに対してこの言葉を使うときは多分本当にそう思う時、

全てを犠牲にしてもかまわない覚悟の最終兵器的な言葉だ。

ところがウチの奥さん、この最終兵器を通常の爆撃に使ってくれる。

それでも私は我慢出来るけど、一番困るのが赤ちゃんに対しての「生まなきゃ良かった」。

育児は大変だろうと私も出来るだけ協力するようにしているし、ウチにはお義母さん(姑じゃない)も居る。

会社も不景気で帰宅も早く、考えようによっては好都合。

多分一般的なママに比べたら楽な方だと思う。

1人目の時は「それなのに何故文句を言われなきゃいけないんだ?」とムカついたものだけど、

考えてみれば育児の苦労がいくらか軽減される事はあっても、開放されるわけじゃないんだよね。

それは多分奥さんも分かっている。分かっているけどどうしようもない抑えきれない感情なんだろう。

それが分かるから私は何も言えなくなってしまう。

でもそのうちきっと可愛くて仕方ない時期が来るだろう。1人目の時だって似たような事言ってたから。

だから「生まなきゃ良かった」は言わないで欲しい。

 

300万円の夢 2001年6月22日

もし自分が自由に出来る金が300万あったら何をするだろう?

新車の車を買う?それともバイク?カスタマイズにつぎ込むか?

住宅ローンを払う・・・?

平々凡々の人生を歩んできた私だけど、何となく願い事や目標がかなっている。

高校当時はバイクに乗りたいと思い、大学当時は限定解除に北海道ロングツーリング。

就職して結婚して子供、趣味のエンデューロでお立ち台。

何となく欲しかったマイホームと夢にまで見たガレージ・・・

その時々に望んだ願い事は、願い事も大したものじゃないが、大した努力も無しにかなってしまった。

ほとんどの願い事がかなった今、何か望みがあるのかと言われれば・・・

ただ一つ、ぜひとも走りたいレースがある。

パリダカでもバハでもオーストラリアンでもない。RRM(ラリーレイド・モンゴル)だ。

初めてそのラリーレイドを知った時は、参加者がほとんど日本人だった事から

単なるアマチュア向けの草レースくらいにしか思っていなかった。

しかし知れば知るほど魅力にあふれるレースだ。

日本人オーガナイザーということで英語がまるでダメでも気軽に参加できるのもあるが、

一番の魅力はなんといってもそのロケーションだ。

雄大なユーラシア大陸を駆け抜けるそのラリーは変化に富んだ地形、美しい平原、

それは今まで見た事も無い情景でパリダカも色褪せる程の素晴らしいラリーだ。

雄大な自然の中で自分の大好きなバイクで自分の限界にチャレンジしたい・・・

それ以来RRMがずっと気になっている。

噂で参加するのにトータル300万ほどかかると聞いた。

莫大な住宅ローンを抱えた所帯持ちが300万の金を出せる可能性は限りなくゼロに近い。

長期休みもそうそう簡単には取れない。

そもそも完走出来る保証など何処にもなく、初日の数kmでリタイヤする可能性だってあるのに。

それでも気になる。

いつかはRRM。それが私の今の目標。

 

どうしてオレは頑張ってるんだろう 2001年6月21日

「どうしてオレは頑張ってるんだろう。家族の為?自分の為?・・・」

このフレーズを聴いてしみじみしてしまった人、多いんじゃないだろうか。

東本昌平の漫画「SS」の2巻を読んだ。

一番印象的なシーンはドライビング・シーンではなく、主人公とその奥さんとのケンカのシーンだった。

家族のためにラリードライバーをやめた主人公に対し奥さんは痛烈に批判する・・・

ラリードライバーなんて目指してないが、なんとなく昔の自分を少し思い出した。

結婚して間もなく勤める会社が不景気で希望退職者を募った。

このまま残っても自分がダメになると感じた私は転職を決意した。

奥さんは無職になった私に「いい機会だから慌てずに自分のやりたい仕事を見つけたら」と言ってくれた。

色々悩んだ末、結局前と同じような職種に就いた。

その判断が正しかったのか間違っていたのか、

今の会社で良かったのか他の会社の方が良かったのか、

自分の天職は他にもあったのかどうかは分からない。

ただそれは自分の意志で決めたこと・・・

「きっと幸せにするから」なんて歯の浮くようなセリフ、

所帯持ちなら一度や二度は口にしたことがあんじゃないだろうか。

貴女の幸せは私の幸せ・・・

誰の為でもない。全ては自分自身の幸せのために頑張ってるはずだ。

女房子供に向かって「お前らの為に頑張ってんだ!」なんて間違っても言ってはいけない。

 

リカバリー 2001年6月12日

転倒時に足を挟まれて骨折なんて良くあるケース。

ところが私は立ちゴケ、走りゴケ共に散々転んでいるのに挟まれたなんて事が無い。

これは自慢どころか逆に恥ずかしいくらいの事だけど、不意にバランスを崩した時

普通ならリカバーしようと試みるところが私には出来ないからじゃないだろうか。

もっと率直に言うと鈍臭くて反射神経、運動神経共に鈍いものだから気付いた時には既に転んでいるのだ。

だから「立て直そうとしてふんばったものの転倒して車両にからんだ」なんて事は一度も無い。

「立て直そう」と思う前に転んでいるから立て直しようがないんだ。

それが良いのか悪いのか・・・

一つだけ確実に言える事は、私が乗るバイクは必ず転倒するということだ。

だから私は新車を買わない<ウソ

 

子宝 2001年5月29日

ちょっと子供ネタが続きますが、まぁ子供についてよく考える時期なのでご了承を。

妊娠後期に入って赤ちゃんの成長が鈍いのが分かった。このままでは未熟児になりかねない。

そこで奥さんは度々産婦人科に行っては成長を促す点滴を受けていた。

もちろん成長を補助するだけで限界はあるけれど、ちゃんとそういう援助するシステムが出来上がっている。

例え未熟児として生まれても、ありとあらゆる手段で助けてくれる。

病弱な乳幼児の為に3才までは医療費も免除される。至れり尽せりだ。

ふと、これが昔だったらどうなっていたんだろう・・・と思った。

経験と勘に頼り(それはそれで良いけれど全てのケースでカバー出来るとも思えない)、

男尊女卑の世の中、妊婦は安静にしている事も出来なかったんじゃないだろうか。

流産や死産、乳幼児が成長する確率は今とはどれほど違っていたんだろう。

きっとずっと悪かったに違いない。だから「子宝」に恵まれると言われてきたんだろう。

今時子宝なんてあまり言わないんじゃないだろうか。

今も昔も子を思う親の気持ちが変わらないとしたら、今はすごく幸せな世の中だと思った。

医療技術の発達、医療費の補助、快適な生活環境や専用の衣料、器具類。

ドラッグストア等に行けば紙おむつやミルクはもちろん、豊富な種類の離乳食から便利な道具まで

ありとあらゆる物が手に入る。

こんなに恵まれた世の中なのに子供が減っているのは皮肉なものだ。

 

シルバーシート 2001年5月24日

何気なく聴いていたラジオで「(電車)のシルバーシートなんて要らない」と言っていた。

最初は「何言ってるんだ?」と思ったが、冷静に考えてみるともっともな話だ。

別に「シルバーシート」に限らず年寄りや身障者、妊婦など、

立っている事が苦痛な人に席を譲るのは当たり前という事だ。

そんな話を聞いていたら、電車通学していた学生時代を思い出した。

夕方の混雑した電車の中で座っていると私の脇の通路に妊婦が乗り込んできた。

「う〜ん、年寄りじゃないし席を譲るべきかどうか・・・」と悩んでいると、

私の隣に座っていたおじさん(と言うよりはおじいさん)が、すかさず席を譲った。

通路寄りの席で、しかも誰がどう見ても若くて元気そうな私は恥ずかしくて立場が無かった。

理解は出来ても実際に行動するのは難しい。

 

子供が乗っています 2001年5月22日

よく目にする車のリヤガラスに「子供が乗っています」等の表示。

別に法的義務やハッキリした意味合いもないけれど、よく目にする。

少し前の話だが、某TV番組のトークでこの表示について「訳が分からん」と言っている人が居た。

私は普段それほど安全運転でもないし、模範的でもない。

それでも家族を乗せると自分でもハッキリ分かるほど安全運転しているのに気付く。

特に子供を乗せるようになって顕著になった。

家族が、それもとてもか弱い者が自分の運転で前後左右に揺さぶられるのは自分自身納得できない。

同乗者が不快な思いをしないように運転すると、どうしても急加速、急減速はできないし、

コーナーの手前では充分に減速せざるを得ない。

すると後続で気の短い人などは「なにトロトロ走ってんだ!」となりかねないのでウチの車にも表示している。

さらに今は「マタニティママが乗っています」まで付けている。

身重の奥さんが車に揺られるのは想像以上に苦痛に違いないし、

万一事故が起きたらお腹の中の赤ちゃんまで命の危険にさらされるからだ。

まぁ気の短い人がこの表示を見て車間距離を開けるかどうかは疑問だが、

一応安全運転せざるを得ない状況だという事をアピールしている。

これが子供を持たない人には理解出来ないのかもしれない。

また、子供を乗せていてもぶっ飛ばす人も居るから人それぞれかもしれない。

でもたまに見るけどスモークガラスの内側に付けても見えないんじゃ意味が無いぞ。

 

故郷 2001年5月14日

以前からずっと気になっている場所がある。

それほど遠くないけど特別何かある訳でもないからどうしても行かなければいけない訳でもなく、

記憶が曖昧なこともあってたどり着ける自信も無かったので、ずっと行きそびれていた。

愛知県半田市のとある田舎町。私が生まれたところ。

仕事で名古屋に行く機会があり天気も良かったのでバイクで行く事にした。

ついでに少しばかり足を伸ばしてみることにした。

5月の気持ちいい風の中、地図でおおよその見当を付けた場所を目指す。

国道を反れると右も左も似たような田園風景。全く見覚えが無い。

本当に目当ての場所を探し出せるんだろうか?少し不安になってきた。

しばらく走るとなんとなく気になる交差点にさしかかった。

何の変哲も無い交差点だけど、かすかな記憶が訴えかける。

交差点を曲がると狭い路地。こんな時バイクの機動力が頼もしい。

路地を進むと神社が出てきた。その敷地内に小さな公園。そして滑り台。

そうだ、ここは良く遊びに来た公園。いつも遊んだ滑り台。

小学校に入ってすぐに引っ越したから、既に25年近く経っているのにまだ残っていたんだ。

神社にお参りしてしばらく思い出に浸った後、住んでいた社宅を探してみる。

おぼろげな記憶だけど、何となく道を覚えている。

小さな頃の記憶だからアテにならないと思っていたら、結構正確だ。

車1台がやっと通れる路地を入っていく。こんなに細い道だったっけ?

そのまま進むと砂利道になり社宅の建物があった。

既に使われておらず、雑草の中にうもれるようにしてひっそりと建っている。

何もかもがあの当時のまま。

公園の滑り台。社宅。木造の電話ボックス。広場のタイヤ遊具。

母さんが私を乗せた自転車で転んだ砂利道。通学路の解体屋。つりをした溜池。

生まれて初めてイタリアンスパゲティを食べた喫茶店・・・

どうって事ない。ただ昔居た所に行ってみただけの事。

だけど言葉に出来ない感動のような懐かしさで胸が一杯だった。

親の都合で3回引っ越した私には忘れられないふるさとが4つある。

 

子供の幸せ 2001年5月8日

連休明けのラジオで考えさせられる事を言っていた。

行楽帰りの家族にインタビューしたところ、「何が一番楽しかった?」の問いに

子供の答えは「おにごっこ!」(笑)

行先が重要なんじゃない。

苦労して金使って遠くに行楽地へ出かけるのはいいけれど、疲れきった親を見て子供は幸せなんだろうか?

近くの公園でもお父さんと一緒に思いっきり遊ぶ方が子供は楽しいんじゃないだろうか?

行楽地へ出掛ける事で勝手に自己満足しているんじゃないか?

自分自身改めて考えさせられる一言だった。

でも一番言いたい事は「オレにも連休くれ〜っ!!」

 

眠れぬ夜に思うこと 2001年4月26日

初めて出会ったのは、もう10年以上も前でしょうか。

華奢だけど美しい姿はまるで大和撫子のようで、私はすっかりまいってしまいました。

あれから何度かアプローチしようと試みたものの、まだ若かった私には出来ませんでした。

今ならまともに付き合えるかもしれませんが、今はもう所帯持ち。

2人目の子供も産まれるし、お気に入りのバイクもあるんです。

あぁそれでも思うだけで胸が熱くなります。

何度忘れようと努力したことでしょう。

だけどまた思い出してしまいます。そして悶々と眠れぬ夜が続きます。

もう、いてもたっても居られません!

「SRXが欲しぃ〜!!」(爆)

 

HPの今後 2001年4月1日

このHPの今後について、少々悩んでいます。

具体的に言うと「掲示板に書き込む時間が取れない」という事。

「なぁ〜んだ、そんな事」と思うかもしれませんが、結構深刻です。

自宅でパソコンの前に座る時間など知れていますし、会社での接続時間を増やすのはまずい。

今までは朝掲示板をチェックし、仕事中に大体の文章を考え、

昼休みに書き込むという手順でしたが、今さらながら会社の電話回線を使って接続するのは

違法行為だ。

掲示板を頻繁に訪れてくれる方は気づいたかもしれませんが、

試しに昼休みの接続をやめてみたらほとんど書き込み出来ない状況でした。

元々、身近にライダーが居なくなったため思いっきりバイク話が出来るように始めたHPだし、

コミュニケーションの手段としては掲示板が必須と思っていました。

HPのカウンターも10000を超え、掲示板の書き込みも増えて、

管理人としては全くもって有難い話なんですが、自分のHPに振り回されているんじゃないか?

バイクライフを充実させる為のHPが、バイクに関わる時間までも奪っている。

それでも掲示板が気になる。面白い話や有益な話がゴロゴロと出てくる。

暇さえあれば書き込みしたくなるし、毎日ネタを考えたり、もう中毒状態。

もうじき2人目の子供が産まれるため、自宅からのアクセスはますます厳しくなるでしょう。

会社からのアクセスは、笑い事では済まされない。

中毒を治すために徹底的な処置の必要性を感じ始めました。

子供の手が離れるまで、私がHP製作に関わるなんて無茶だったのかもしれない。

そこで今後の対処としていくつか考えてみました。

1 掲示板は無くす

2 管理人の書き込みは無くても掲示板はこのまま存続させる

3 必須である掲示板が無いのならHPも無くす

4 会社をクビになるまで書き込みを続けろ

5 もっといい考えがある

匿名で構わないので、みなさんの率直な意見をお聞かせ下さい。

 

女神様 2001年3月28日

自分には大のお気に入りであったとしても、傍から見たらどうでも良い事ってあるよね。

バイクもそうで、自分では「最高!」って思っていても、バイクに興味が無い人から見れば皆同じ。

ライダーやサービスエリアの酔っ払い団体旅行オヤジならともかく、

女性から「カッコイイですね」とか「凄いですね」とか言われる事は漫画の世界だけであって

期待する方が間違いというもの。

ところがGSX−R1100に乗っている時、一度だけ若い女性から「凄いバイク乗ってますね」と

言われた事がある。

ああぁ・・・女神様・・・(泣)

予想だにしない出来事にパニック状態の私は「あっ、えっ・・そうですか?」くらいしか答える事が出来なかった。

どうやら彼女の知り合いがR750に乗っていて、「750じゃ物足りない」と言っていたそうで、

1100を持て余していた私には「750くらいが丁度いいのでは」などというありきたりの事しか話せなかった。

つくづくアドリブの効かない自分がうらめしかった。

考えても見ればR1100を「凄い」と言う時点で彼女の周りにはライダー達や

なじみのバイク屋がある事は容易に想像できます。

下心がある訳では無いのですが、この奇跡的な出来事をもう少し楽しんでおけば良かった。

さてあれから数年経ちましたが、女性に声を掛けられたのはあの時の1度きり。

しかも愛車はどんどんゲテモノバイクになっているし。

「何ですかこれ?」と言われた事はあるけれど(オフロードライダーに(泣))、

「カッコイイですね」なんて事を言われる可能性は宝くじ並か・・・

他人にカッコイイと思われたくてバイクに乗っている訳ではありませんが、

自分のお気に入りを理解してもらえないのも少々寂しい気がします。

よしっ!DRをスカチューンにしよう!<ウソ

 

いじわる 2001年3月23日

下にも書きましたがエンデューロをやめると決めた。

今日ちょっとした用事があって、いつものバイク屋に行った時のこと。

帰り際に店長が「今度上石津の林道(うちから20km)でラリーをやるよ」

「えっ!?何処の主催なんですか?」

「うち(バイク屋)」

オーマイガッ!オヤジブラボー!

いつ行っても客は居ないし店内はススけてるし「大丈夫かオイオイ」と思っていたけど

あんたは凄いよ。

(ちなみにエントリー代は出来るだけ抑えるから儲からないらしい。

ほとんどボランティアで運営されるようだ。)

どれだけ凄いかというと、女神湖スカイエンデューロが隣町で開催されるようなものだ。

上石津には尾根伝いに長い林道が2本ある。それを繋いでラリーをやると言うのだ。

30kmにはなろうかというロングダート、そこを何の気兼ねもなく思いっきり走れる。

エキスパートクラスにはナイトランまであるらしい。

これがどれだけ凄いかというと、SSERが隣町で開催されるようなものだ。

わざわざ遠く離れた会場まで高速代を払ったりして苦労して行く必要などない。

神様、貴方はなんていじわるなんだろう。やめると決意した途端にこれだ。

これは全日本大型大馬鹿行為普及委員としては黙って見ている訳にはいかない。

(何故「全日本大型〜」なのかというと、ラリー形式で公道も移動に使用するため

ナンバー付車両しか参加出来ないから。この際CRMの事は忘れよう。)

私は決意した。「オレは上石津に散る!」

思えば上石津林道といえば私がオフを始めた頃によく練習に通った道だ。

今では強固なゲートが出来て絶対に通れない道。

鮭が生まれた川に戻るように、私も懐かしの林道に戻るのだ。

そして終わりにしよう。

「今年が無理なら来年もあるし」(店長)

えっ!?

「一度成功してしまえば、後は話を通しやすいし」(店長)

神様、貴方はなんていじわるなんだろう。これは私にレースを続けなさいというお告げか?

私は決意した。身も心もDRも通帳の預金残高も朽ち果てるまでレースで走り続けよう。

DRがブチ壊れて不動になるまで走り続ける!<もう壊れてるって

 

構造 2001年3月22日

子供を連れてとある施設に遊びに行った時のこと。

そこには昔実際に使われていた蒸気機関車が展示してあります。

C型というのが動輪3軸という事も知らなかった私ですが、機械の塊を見るのは面白い。

大人げもなく子供に混じってシゲシゲと観察してしまいました。

大きいのはもちろん、なかなか複雑でよく考えられています。

各務ヶ原航空宇宙博物館に行った時のこと。

ヘリのジェットエンジンを見て驚いた。何とボルトというボルトにワイヤリングしてある。

エンジントラブル=墜落死という事を考えれば当たり前なのかもしれません。

それに比べてバイクってなんて簡単なんだろう・・・・と思い、気が付いた。

「簡単だから良い」んだ。

細部を見れば複雑な部分もあるにはありますが、全体的に見ればタイヤが2つにエンジンが付いているだけ。

これ以上シンプルに出来ないというくらい簡単な構造です。

こんないい加減な乗り物が長年にわたり愛されているのは、「簡単」だからかもしれない。

簡単だけど乗りこなすのは難しい。簡単だけど奥が深い。これはやめられない。

 

メンテンス 2001年3月20日

バイクに乗っていて「上手くなりたい」と思うものの1つにメンテナンスがある。

私も最近まで「キャブなんかバラしたら戻せないよ」なんて思っていたのですが、

実際にやってみると案外簡単だったりする。

私の場合は比較的環境が恵まれていたのかもしれない。

メカに詳しい知り合いが居たり、エンデューロで整備をやらざるを得ない状況になったり、

愛車がボロくて暇ある毎に整備が必要だったり、バイク屋でひどい目にあったり(笑)。

とても親切丁寧なバイク屋さんに出会っていたら、今の私は無かったかも?

実際に整備するのを間近で見ないと分からない事だって沢山ある。

バイク屋さんには悪いけど、バイクを乗り続けられるのは

自分で整備してランニングコストを下げているという事も関係している。

シングルのオフロードバイクは、そのほとんどが自分で整備する事が出来るというのも

選んだ理由の1つにあります。

もちろん時間が無くて店に頼むしかなかったり、重要な個所は資格者でなければ整備出来ないということ、

素人がいい加減に触るよりはプロに任せた方がいいという事も分かりますが

自分でイジることが出来るというのもバイクの楽しみの1つだと思う。ようにしている。

でなければ、毎週毎週整備なんかやってられない。

それと、イジり壊した事も度々ある(死にそうになった事もある)という事も書き加えておこう。

 

向上心は首を締める 2001年3月15日

バイクに乗っていると「上手く乗りたい」と思うのは珍しくないはず。

実際に努力しているかは別として、誰しも多少はそんな思いがあると思う。

的確にフロントを上げたい、思いのままスライドで向変えしたい、ABS並のブレーキングがしたい・・・

華麗なライディングを見ると、10年も乗っていて何故自分はヘタなんだ?と幻滅したり。

現状に満足することなく、絶えず上を目指す気持ちは大切だと思う。

けれど、そんな思いも度が過ぎると逆に息苦しくなってしまう。

自分はバイクが好きで長い間乗っているんだから上手く乗れて当然なんだ、という思いと

実際のライディングのギャップ。

上手くなくてもバイクは乗れる。楽しく乗れればそれでいいじゃないか。そもそも運動神経悪いし。

片方でそう思いながらも、もう片方では好きなバイクだからこそ上手く乗ろうとするのは当然という思いが。

悩まされるのが嫌でGSX−Rを降りたはずなのに、楽なバイク、手軽なバイクに変わっても

相変わらず悩んでいる。

何も考えることなくただ単純にバイクが好きでバイクに乗る事が楽しくてしょうがなかった頃からすると

随分成長した半面、純粋じゃなくなってきているのかもしれない。

 

退き際 2001年2月11日

前々から考えていた事ですが、エンデューロレースをやめようかと思っています。

前にも書きましたが、バイクは私にとって精神的な「よりどころ」でもあります。

その中でもエンデューロレースにチャレンジする事は私にとって色々と支えになっていましたし、

それを通じて得た経験や知識、影響は計り知れないものがあります。

でもそれが逆に引くに引けない状態になり、また負担でもあります。

家族が原因ではありません。

奥さんも特別勧める訳ではありませんが、どうしてもやめろという事もありません。たまにイヤミは言いますが(-_-;)

確かに所帯を持ち、自由になる時間もお金も限られるのは確かですが、

レースだけに絞るのであればそれほど無理な事ではありません。

DRもやめてCRMでエンデューロに出ているだけの方が逆に安全かもしれません。

悩めることろですが、現状のまま参加し続ける事は難しいです。

別にタイヤを交換しなくても、フォークオイルを交換しなくても、大して練習しなくてもエンデューロを走る事は出来ますが、

自分で納得出来ない状態で参加するのは気分のいいものではありませんし、

整備したくても出来ないジレンマに苛まされることもしきり。

何となく無理を感じ、そうまでして参加し続ける事にどれだけの意味があるんだ?

レースに出る事だけがバイクの楽しみ方ではないはず。と思う。

それでも坂内エンデューロの「1人で4時間」クラスは心残り。

6月は無理にしても、10月のレースで最後のチャレンジをしてみようかと思っています。

まだまだ先の話でどうなるかハッキリとは分かりませんが、そんな事を考えている今日この頃です。

 

チェレンジは不発 2001年2月6日

昨年(2000年)、エンデューロレースにはどう考えても不利なDR750Sで参加したのは、

バイクと自分の限界にチェレンジしたいという思いから。

しかしマージンを取った事でかなりイージーなレースになってしまい、

無事に完走したものの本音を言うと少々不満の残るものとなってしまいました。

(リザルトの問題ではなく、難易度という点で)

それでも急勾配のつづら折れが続くハードなコースをDRで4時間走るのは

余りに無謀に思えたので仕方ない選択と思っています。

ところがそのエンデューロレースに新しいカテゴリーが出来ました。

4時間のレースは2人でしか参加出来なかったのですが、1人で参加出来るというもの。

車両に制限もありません。

2人でも結構辛いんですが、ペアライダーの問題や

限界にチャレンジしたいという思いには都合が良いです。

せっかくレース仕様のCRMがあるのですから、ノーマルクラスに甘んじて走るよりも

もっともっとチェレンジしてもいいでしょう。

「よし!次回から参加だ!」と思ったものの、丁度2人目の子供の出産時期と重なってしまいます。

しかもDRの車検も切れるし、レース費用もままならない状態。

ここは我慢して秋のレースに・・・と思うものの1年以上もCRMを放置してまともに動くんだろうか。

育児に大変な時期に無理してまで出るものでもないし、怪我したら大変だし、資金繰りだって苦しい。

私のチャレンジはこのまま不発に終わるのか!?

 

心意気 2001年1月25日

事ある毎にコンプレックスとジレンマにかられる私の唯一のよりどころといえば、やっぱりバイクしかない。

本当は他にも沢山やりたい事があるのですが、時間とお金の都合上項目を絞らざるを得ません。

絞りに絞った末に残ったものがバイクだった訳です。

「他のものを犠牲にしてまでやっているバイクの割には大したバイクでもない」

というグチをとある掲示板で漏らしたところ

「バイク本体の価値ではなく、その心意気が大切なのでは?」というレスが。

なるほどね。

他人に「凄いですね」と言ってもらう為にバイクに乗っている訳ではありませんから。

乗っているバイクの価値に大した意味などありません。

高価なバイクに乗るライダーよりも、安いバイクでも心から楽しんで乗っているライダーの方が

私にはうらやましい。

 

雪の日に学んだこと 2001年1月21日

5、6年ほど前、スノボにハマった私は彼女と一緒に岐阜の山深い小さなスキー場に出かけました。

ところがリフトが動き出して間もなく、彼女は転んでひじを怪我していまい、

急いで病院に行かなければならなくなりました。

山奥の小さなスキー場なので救急車を呼んでも到着するまでかなり時間がかかるらしく、

「自分の車で麓の病院まで行った方がいいですよ」という救護の方の勧めから

30kmほど離れた病院まで自分の車で行く事に。

痛がる彼女と前をノロノロ走る軽自動車に焦って急いでいると、

不意に現れた凍結路面であっさりとオーバーラン。

対向車の右前と私の右後ろが激しく衝突してしまいました。

さらに対向車の後続車が止まりきれずにコツン!

幸い怪我人は無かったんですが、車は双方とも自走出来ないくらいに大破。

それでもこれから滑りに行く途中だった相手の人は怒りもせず落ち着いて対応してくれました。

翌日、菓子箱を持ってぶつかった2台の人に謝りに行くと、

後続の人は「大した傷じゃないからいいよ」と言ってくれましたし、

ぶつけた人は車が廃車になったにも関わらず「私もいつ加害者になるかわかりませんから」と

文句1つ言いませんでした。

私が逆に被害者だったら、同じように振舞えただろうか。

車の修理に60万円、その他にも色々な苦労や沢山の人に迷惑も掛けましたが、

お金では計算出来ないとても貴重な経験をしました。

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