こときちのつぶやき

2003年 4月

 

奥さん 2003年4月30日

奥さんについて散々な事書いてますが、おもしろおかしくする為で本当はそんなにひどくないです。

78%くらいは本当ですが。

子供が私に多大な影響を与えているように、奥さんもまた私に大きな影響を与えています。

性格は全然違うし、考え方も違うけれど、それゆえに自分自身考えさせられる事もあるということ。

そもそも、例え一瞬でもこんな私と結婚しようなんて思って頂けただけでも感謝せねばなりません。

奥さんと結婚してなければ、私はいまだにバイクヲタのむさいオッサンだったかもしれませんからね(今でもそうですが)。

奥さんとの結婚生活に100%満足している訳ではありませんが、それなりに幸せだと思ってます。

だから、お小遣い減らすのは勘弁して下さい。

 

我慢 2003年4月28日

「お金に余裕があったら、もう一人居てもいいね。」

今が可愛い盛りの次女を抱いて、ウチの奥さんが言う。

「2年前、『産まなきゃ良かった』って言ってたのはドコのどいつやねん!」

と、内心思いながら、「そうだね。」と私は微笑んだ。

子供を育てるのは大変です。

今まで幾度かの転機があり、その都度私は変わってきたけど、

一番大きな変化をもたらしたのは子供でした。

当然の事ながら束縛や制約される事が多くなって、我慢する事も多くなります。

世のお父さん達はみんな苦労してるんだ、と思っていたけど、最近ある事に気が付きました。

私が我慢してるのは、

『子供に対してではなく、育児で荒れる奥さんに対してだ』

ということ。

やっぱり3人目は要らない。

 

HappyMonday 2003年4月27日

月曜日が待ち遠しい。

GWが始まった訳じゃない。相変わらず仕事さ。

そんなに仕事が楽しいかって? いやいや、違う。

待ち遠しいのは仕事じゃなくて「通勤」。

『通勤でバイクに乗れる』からさ!

休日に晴れたって、ちっとも嬉しくないのさ!

 

子は父親の左手を見て育つ 2003年4月26日

下の娘(もうじき2才)を軽トラに乗せた。

いつもと違う環境に喜び、そしてシフトノブを触ろうとする。

「お前も分かるかい?いかにもコストダウンしましたっていう感じの純正ノブとは違う

このスペシャルなシフトノブが。」

と、いう理由じゃないんだろうね。ニョキっと飛び出た棒と玉が、なんだか興味を引くんだろうね。

以前上の娘を乗せた時もシフトノブに興味津々で、触りたがっていたっけ。

走行中にいきなり加速しなくなって「おおぉ!?壊れたか!?」と思ったら、

娘がシフトノブを触ってギヤが抜けてしまった、なんて事もあったっけ。

軽トラは運転席と助手席が近いから、子供でもシフトノブに手が届いてしまうんだよね。

そうそう、席がとても近いから彼女を乗せるとシフトチェンジの時にうっかり彼女に触れてしまって

「あっ・・ごめん・・」

「うぅん・・」

なんていう背景がバラ色になっちゃうようなシチュエーションも軽トラなら夢じゃないぞ。

(彼女が軽トラに乗ってくれれば、の話だけど)

しかし奥さんを乗せると無性に狭苦しくなり、「荷台に乗る?」と聞いてしまいたくなっちゃうんだよね。

話が反れました。シフトです。シフト。

私が子供の頃、ドライブの時の親父のシフトチェンジは印象に残ってます。

僕も大きくなったらあんな風に操作したい、なんて思ったものです。

(軽トラを操作したいとは思いませんでしたが)

シフトチェンジする親父の左手は憧れだったんですよね。

今ではどうなんだろう。ATだから一度Dレンジに入れたらほとんど操作する事はありません。

最近の車種ではステアリングコラム付近に追いやられて、シフトレバーすらありません。

これでは親父の左手も出番がありませんね。

今時の子供のドライブの思い出って、一体何なんだろう?

カーナビのモニターに移るTVや映画?

何だか少し淋しくなった。

ウチの子供は大きくなって、私とのドライブで何を思い出してくれるんだろう。

シフトチェンジの度にカクカクと揺れる小さな頭を見ながら

やっぱりATの方が良いかもしれない、と思ったりも(-_-;)

 

エンジン 2003年4月24日

ついに私もエンジンにまで手を出すこととなってしまいました。

失敗もしましたが、面白かったし色々学ぶ事もありました。

実際に触るまではキャブレターと同様、「禁断のモノ」で素人が触ってはいけないモノのような思いがありましたが、

実際に触って見て思ったのは、単気筒ということもあってとても単純なんだなってこと。

整備上は色々と細かなノウハウがある訳なんですが、構造自体はとても単純です。

レシプロエンジンが誕生してからどのくらいの年月が経っているのか私は知りませんが、

大昔のエンジンと現代のエンジン、改めて考えて見ると基本的な構造は何ら変わってないんですね。

昔に比べれば現代のエンジンは極めて高性能化しているのでしょうが、それは加工精度の向上や材質、

ターボや可変バルブ等のギミックや、より緻密な電気系で高効率化させてるだけであって、

シリンダーとバルブで燃焼させて車輪を動かす、という基本的な構造は今でも全く変わってません。

ハイブリッドカーが市販されていますが、それでもレシプロエンジンから完全に抜け出せていないんですよね。

それが良いとか悪いとか言いたいんじゃなくて、次世代の動力機関ってどうなるのかな?と、ふと思ってみたり。

また、逆にレシプロエンジンがこれだけ成熟した時期に生きていられるのは幸せなことなのかもしれない、と思ってみたり。

 

知ってることは偉いこと? 2003年4月20日

私は自分のバイクは自分で整備しています。それにはいくつかの理由があります。

費用の問題。自分で触りたいから。信頼出来るショップが無かったから。細かい点まで自分の好きな様に出来るから。など。

私は、ある程度のメンテは自分で出来た方が良いし、ある程度はメカニズムも理解していた方が良いと思っています。

例えば、タイヤの空気圧の点検、エンジンオイルの点検、ブレーキフルードの点検、冷却水の点検、

エアーフィルターの点検、ドライブチェーンの点検、など。

これらの基本的な点検を怠らなければ、ほとんどの重大なトラブルを未然に防ぐ事ができ、

出先でのトラブルや不必要な出費を抑え、愛車の調子を維持する事が出来ます。

また、メカニズムを理解する事でメンテに対する意識も変わるし、仮にトラブルが起きても原因を特定出来たり、

修理に出すにしてもより多くの情報をお店側に提供する事が出来、

結果修理に掛かる時間や手間を短縮する事ができたりします。

しかしそれらはあくまで「その方が良い」というだけで決して強制するものではないし、

また自分で整備できる事が偉いこととか、当たり前とか、出来ない人を蔑むことではないはずです。

ところで、私のHPの掲示板に書き込みをしてくれる方々は、皆楽しい話題作りに貢献してくれてとても感謝しています。

これは本当に感謝していることで、他人に嫌な思いをさせるような書き込みがありません。

当たり前のような事ですが、あちこち見ていると時々嫌な書き込みを目にすることもあるんですよね。

私が見るのはバイク関係のHPがほとんどなんですが、そんな中で「事前に調べたのか?」「そんなこと聞くな」とか。

確かに書き込み主の言葉が足りなかったり、せっかくレスが付いても何の反応も無かったりするのは頂けないです。

でも質問に対して答えを知ってるなら答え、知らないなら書かなきゃいいんじゃないのかな。

特にメカニズムやメンテナンスに関する質問には厳しい傾向があるように思えます。

知ってる事はそんなに偉いのか?知らないとダメなのか?誰だって最初は何も分からないはずじゃないか。

知らないのなら、これから知れば良いじゃないか。

「マニュアル(取説)を読めば分かる」とか言われても、私はいまだかつて自分のバイクの取説なんて読んだ事がありません。

中古車には取説が付いてないケースがほとんどです。

自分で整備する人はサービスマニュアルを手に入れるから問題ないでしょうが、

中古車を買い、SMを持たない人は基本的点検整備に関するデータが分からないのも仕方ない事です。

どうせ書くなら楽しい事や面白い事を書いた方が良いじゃないか。

私が自分のHPでメンテを取り上げるのは、何も「オレは出来るぞ」と自慢したいからじゃありません。

所詮は素人レベルの作業です。誉めてもらいたい訳でもありません。

「オレでも出来るかもしれない」とか、「この修理にはいくら掛かるのかな」とか、「ここが壊れやすいのか」とか

そんな事を思ったり、わずかながらにも情報を共有できたらと思うから。

トホホネタを書くのも、同様の失敗に対して注意を促す事と、

とかく固く難しくなりがちなメンテ話を楽しく笑える話にしたいから。

掲示板でも同じ事。

ただ、私が掲示板で面白かろうと思ってツッコんだ事や、配慮に欠ける文章で気分を害された方が居たとしたら

大変申し訳ありません。

 

世間話 2003年4月17日

夕方、外で子供の面倒を見ていました。

保育園から帰宅した子供たちでにぎやかです。

近所の奥さん方も表に出てます。

ウチの奥さんも出てきて、井戸端会議が始まりました。

「やっぱり旦那は年上が良いよねぇ。」

「そうそう、甘えられるし。」

「ウチなんて口もきいてないわ。」なんたらかんたら・・

あの・・もしもし? そういう話は『旦那が居ない所』でするものでは?

そんなに存在薄いですか?σ(-_-;)

つーか、あなた方が話し込んでる間も、私は子供の面倒見てるんですが?

仕事まで休んで子供の面倒見てるんですが?

それでもまだ甘え足りないと?そうおっしゃりたいのですか?

オレだってもっと若くてかわいくてやさしくて気立てが良くて健気でスリムでおっぱいのでっかい奥さんが良かったよ!

 

価値観 2003年4月14日

知人が車を買った。フルレストアした旧車で300万だそうだ。奥さんが納得するならそれもアリだと思った。

それを聞いた他の知人が「300万出すなら良い国産車が色々選べるのに」と言った。それもまたアリだと思った。

だけどもし仮に300万都合つけられるとしても、私はどちらも買わない。

だって欲しくないもん。

お隣さんが今時な1BOXの新車を買った。お向かいさんは高級車だ。

だけどうらやましくない。

ひがんだり、ねたんだりしてる訳じゃない。本当にうらやましくない。

だって欲しくないもん。

お隣さんがケータハムSuper7とか、ロータス・エリーゼとか買ったなら、

いや、もう少しだけ現実的に考えてNewフェアレディZやマツダ・ロードスターでも買ったなら

さぞかしうらやましいと思うだろうけど、それでも私が欲しい物はそんな物じゃない。

DR−BIGとSRX。それさえあれば、別に車なんて軽トラで充分だ。

くたびれたバイクが2台に、くたびれた軽トラが1台。まぁオマケに中古のファミリーカーが1台。

多分居合わせた誰一人として私の環境をうらやましいとは思わなかっただろう。

だけどそんな事はどうでも良いんだよね。

他人に「凄いなぁ」と言って欲しいから頑張ってる訳じゃないんだから。

誰に何を言われようが旧車に300万つぎ込むのもヨシ。300万で流行の車を買うのもヨシ。

ボロバイクの修理費用3000円にヒィーヒィー言うのもまたヨシ。

良いじゃないか幸せならね。

私は居合わせた彼らに負けず劣らず幸せだ。

だけど、もう少しだけ望むなら、ちゃんと走れるバイクが欲しい(-_-;)

 

SSS 2003年4月9日

SRXはスポーツ系シングルとして華々しくデビューしましたが、それももう昔の話。

いくらコンディションを維持したとしても、現代レベルの性能を発揮出来るわけがありません。

雑誌等ではフレームや足周りが弱いと評価されていたり、600ccとはいえ所詮40馬力そこそこ。

車格もパワーも250並ですから、いくらロードバイクが久しぶりな私でも持て余すことはないでしょう。

そんなSRXを整備し、調子を見ながら走っています。

エンジンの調子、キャブレターの調子、自分自身の調子。

調子を見る為に低速でトコトコ走ったり、全開走行したり。

意外に低速も使えることにも驚きましたが、一番驚いたのはとてつもなく速いってこと。

何なんだ、一体!? たかが40馬力のこのマシンを御することが出来ない!?

フルスロットルにすると、とんでもない勢いでコーナーが迫り来る。

久しぶりに恐怖を覚えました。自分の制御範囲を越えてしまう恐怖感。

何が弱いって? 何がたかが40馬力だって? これは正しくスーパースポーツシングルじゃないか!

最先端のスーパースポーツマシンと比較したら、SRXなど話にならないレベルかもしれません。

だけど私には、それですら制御しきることが出来ません。

飛び抜けて速いわけじゃないけど、どうしようもなく遅いわけじゃない。

しかも、16年前の古臭い非力なマシンのくせに、とびっきり楽しいじゃないか。

シングルは決してノスタルジックな遺物なんかじゃない。

このとびきり楽しいスーパースポーツシングル、1つだけ困ったことは、

「ポテンシャルをフルに発揮させようとすると、いつか死ぬんじゃないか」

ってことでしょうか(-_-;)

 

惑星に見る平和と幸せ 2003年4月7日

僕の周りを惑星が周ってる。

いや、もっと正確に言うと、僕の周りを惑星のように子供が笑いながら周ってる。

グルグル周って何がそんなに楽しいの?

そんな微笑ましい子供も、泣き喚いて手がつけられない時がある。

そんな時は、大概お腹が空いてる時か、眠たい時。子供は正直だからね。

ふと思った。世界中の人がみんな満腹で睡眠たっぷりだったら、

世の中は平和なのかもしれない。みんな幸せなのかもしれない。

だけど飽食のこの国でも世知辛い事ばかり。

豊かさの象徴のようなアメリカでさえ戦争をけしかけてるんだから、根本的な所は何も変わらないのかもしれない。

笑ってる子供を見ていられる僕は幸せだ。

 

桜の咲く頃 2003年4月4日

ウチからほど近い所に、ちょっとしたワインディングロードがあります。

桜並木を抜け、お茶畑を突き抜けるその道は、少々砂が浮いてたりもしますが眺めも良くて気持ちいいです。

今の時期は桜も見頃。

早く散らないかな<コラ!

だって花見の車がノロノロ走り、路上に駐車し、危なくて走ってられないんですよね。

花見客の前を爆音轟かせて走り抜けるのも大人気ないし。

花より団子。

花よりバイク。

花より峠。

風情もワビサビも有ったもんじゃない。

いい歳して峠小僧でいいんですかね?

 

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