こときちのつぶやき

2004年 8月

がむしゃらに 2004年8月31日(火)

僕は昔から本を読むのが好きだったんだけど、本はやはり独り静かな環境でその世界観を脳内に描きつつ没頭したい訳で、それが現状では無理だという事は分かりきっているから最近は気になる本が有ったとしてもまず読まない訳で、いつも僕が読む本は絵本な訳で。はいはい、今日はノンタンね。

奥さんが買い物をする間、子供と暇を潰す為に立ち寄った本屋の絵本コーナーの隅に、気になる本を見つけた。森絵都という作家の「DIVE!!」という本。児童書に分類されるようなんだけど、僕の視点から見ても充分興味深い内容だった。だから僕はその本を手に取り、著者とタイトルを覚えて棚に戻し、市の図書館から借りてきた。いや、ほら、だって全4巻もあるし。

DIVE!!というのはその名の通り飛び込みであって、高飛び込みの競技をする中高生が主人公の話。結末はまぁアレだし、飛び込みという競技に対して何の予備知識も無い僕は2回転半蝦型とか言われてもそれがどの様なモノなのか想像もつかないし、この本挿絵が1枚も無いし、だけどやっぱり面白かった。ただ一途にがむしゃらに飛び込みという競技を頑張る様を読むと、自分も何か無性に頑張りたくなった。なるほど、児童書になる訳だ。

頑張って頑張って、頑張っても不可能だと思えてもそれでも頑張った事って1度でも有るだろうか。

 

お楽しみ 2004年8月30日(月)

またもや迷惑メールが着た。内容はこんな感じ。

『 以前メル友募集してましたよね??

その書き込みにとても興味を持っててアドレスを控えてたんです。

ぜひぜひ仲良くなりたいと思ってるんです☆

自己紹介を致しますね☆

○田○美、22歳でフリーターをしております♪

趣味は旅行以外では読書で、好きな作家は筒井康隆さんです。

スリーサイズはまだ言わないほうがいいかな(笑)?

そんなワケでして、○田、お返事待っております! 』

面白い!好きな作家まで書いてあるよ。リアリティがあるね。これならウッカリ返信してしまう人も居るかもしれない。趣味は旅行と読書という辺りで真面目なメル友を装う所までは良かったけれど、スリーサイズでエロ心を掴もうという辺りがかえって迷惑メールを露呈してしまっているというか、一体誰が考えてるんだろう。「○田、お返事待っております!」っていう言い回しが、何となくヲタク系なアニメを彷彿させるね。しかし面白いなぁ。次はどんなメールが来るんだろう。

そんなワケでして、こときち、迷惑メール待っております!

 

いや、別に 2004年8月27日(金)

僕は昔から妥協が得意だった。ズボラでだらしなくて面倒くさがりな性格でありながら、それでも自分を傷つけない様にする為に。分かりやすい所で言えば、高校でも大学でも志望校は無難な所に抑えて、大した努力をする事も無く「まぁ良いか。」と妥協していた。バイクでも、コンパでも、普段の生活でも、ありとあらゆる所で妥協してきた。

妥協が悪いと言う事ではなく、状況によっては仕方ない事もあって、所帯を持ち、子供が出来ると妥協しなくては生活出来ない。いや、出来ない事もないけれど、大抵の場合は普通に円満な家庭環境を維持する事など出来なくて、どこかで折り合いをつけなければいけない。僕がやりたい事は家族にはつまらない事で、僕が行きたい所は家族にはつまらない所で、自分自身に正直になると家族に我慢を強いる事になり、僕は「週末何か有る?」と聞かれても「いや、別に。」と答える様になって、いつの間にか週末を待ち焦がれる事も無くなった。

自分を犠牲にしていると言うほど大げさなものではないし、僕1人だけが妥協している訳でもないし、ただ自分に不必要な物事を省いていった結果であって、週末にバイクをイジる事も、PCに向かう事も、今の僕には必須じゃない。そうやって不必要な物を省いていくと、どんどん自分の中から自分が出て行って、そして最後に何も無くなった。

「どうして生きてるの?」

「いや、別に。」

 

メール 2004年8月26日(木)

最近なんとなく元気が無かったんだ。

そんな時、1通のメールが届いた。差出人はユミちゃん。

   『 この前はありがとう

    あの後いろいろ考えたんだけど

    自分の考えを貫くよ

    また話聞いてもらってもいいかな?

    またメールするね

            yumi  』

そうだね。自分に素直になった方が良いね。

って、あんた誰やねん。

先日も、『久しぶりだけど覚えてるかな?』なんて内容のメールが来て、

しかも携帯画像付きで! 可愛いギャルの!

最近の迷惑メールって手が混んでるなぁ。

だけど僕は絶対に引っ掛からないね。

だって僕のメーラーには、ウイルスと迷惑メールしか来ないからっ!ヽ(`Д´)ノ 

 

答え 2004年8月19日(木)

お盆も仕事だったからという訳でもないんだけど、何だか元気が出なかった。仕事が嫌な訳じゃないんだ。だけど、この微妙な無気力感と、やるせなさと、もの悲しさは何なんだろう。独り機械の上に座ってぼんやりと考えていた。

それが今日分かった。コレだ。

血じゃしょうがないな。

って、納得して良いのかな。

 

驚愕 2004年8月17日(火)

昔はオレもゲーマーだったのさ。なんてゲーマーを自称するほど大げさなものじゃないけど、それなりにTVゲームはやっていて、というか好きで、TVゲームスキスキ。でも、子供も出来てなかなかゲームなんてやってる時間が無くて随分とゲームの世界から遠ざかっていて、ウチに有るゲームマシンは既に時代から取り残された初代PSと任天堂64くらいなんだけど、最新のゲームマシンも気にはなりつつもどうしても欲しいという程でもなかった。

それが最近非常に気になる物が出てきて、ゲームボーイアドバンス。GBAのSPのファミコンカラーなんて、ファミコン世代には涙物だね。現にそのファミコンカラーの商品だけ売り切れてる。他の色よりも割高なのに売り切れるなんて、絶対に30代のオッサンが買ってるに違いない。そのGBA用ソフトに、初代ファミコンソフトの復刻版が出ている。これがまた涙物で、スーパーマリオブラザーズとか、ゼルダの伝説とか。懐かしいなー。この辺りはよくやったなー。ディスクシステムも頑張って買ったよ。あの妙に巨大な赤色のディスクドライブに、専用の黄色いディスク。これからの時代はディスクだ!って思ったら、結構呆気なく消えたディスクシステム。でもあの頃のソフトは結構やったんです。ゼルダもそうだし、その続編のリンクの冒険とか、悪魔城ドラキュラとか、あとアレ、天使のピット君が弓矢をピュンピュン飛ばして敵を倒すヤツ、何だったっけ?またやってみたいなーと、思っていたら、ファミコンソフト復刻版第3弾でその辺りが一杯出てきた。懐かしい。もうどれもが懐かしくて涙物です。買おう。GBASPのファミコンカラーを買って、ファミコンソフトをやろう。あー、僕の青春時代を思い出すよ。

と、思ったけれど、青春時代の思い出がファミコンだという事に気付いて驚愕。

 

電気の呪縛と自由の道具 2004年8月13日(金)

停電によって今の生活がどれだけ電気に頼っているかが分かったけれど、それと同時に電気に頼らない便利な道具が有る事にも気がついた。正確に言うと電気は使うけど、自ら発電する電力を使うから電力会社の電気を必要としない道具。それは車だ。

停電しても車は走る。一見それは極当たり前の事の様に思えるけれど、今電気が供給されない状況の中で問題無く使える物が一体どれだけ有るだろう。ほとんどの物が、電気が正常に供給される事を前提に考えられてる。そんな中で、車はそれ自体が独立し、完結する物で、燃料が続く限りという条件は有るものの、どんな状況下でも使うことが出来て、何処へでも行ける。最小のユニットとしてはバイクの方がより小さくてシンプルだけれど、シンプルゆえに全てが剥き出しであるバイクは飛び抜けた長所と短所を同時に持っていて、囲まれた平穏な環境の車とは違う。

初めて自分の車を持った時、10万kmを越えたエアコンも効かないとんだボロ車だったけど、まるで動く自分の部屋が出来たみたいで、何処へでも行ける、そんな自由を手に入れた様な気がした。信号が消えた道路を走りながら、ふとそんな事を思い出した。

 

爽やか 2004年8月12日(木)

休日の夜遅くに会社から帰り、朝早く起きて家族で旅行に出掛けます。

爽やか信州に向かいます。

信州は真夏でも爽やかです。

寝不足でも爽やか。

渋滞しても爽やか。

子供が熱を出しても爽やか。

爽やか信州こんにちは。

爽やか信州さようなら。

2泊の予定だった宿をキャンセルし、子供がゲロを吐いた布団を片付け、

ぐったりと力無い子供を抱えてあわてて帰ったら元気になった。

この絶妙なタイミング。

無駄な出費と疲労感だけが残った。

全然爽やかじゃない。

 

一番の問題 2004年8月11日(水)

週末の夕方に激しい夕立があり、停電した。わずかな時間でも電気の無い生活を体験する事で、電気がもたらす恩恵とその弊害について、みんなで考えてみましょう。なんてのん気な事を言ってる場合じゃなくて、停電したのは僕の自宅ではなく会社で、会社が停電になると当然設備は全て止まってしまうんだけど、停電が復旧して電気が来ても一部の設備は手動で立ち上げてやらなければならず、僕は晩ご飯を慌ててかき込んで会社に行ったら、まだ停電中だった。いつもは長くても数分の間に復旧するのに、これだけ長時間の停電は珍しい。あぁ、ご飯食べてきて良かった。じゃなくて。

停電後の立ち上げの為に僕はわざわざ休みの日の夕飯時に会社に出てきてる訳で、停電が終わらない事には僕がする事は何も無いというか、出勤している社員全員みんな何もする事が無くて、夕暮れ時の空を見上げて蚊に刺されながら途方に暮れる。今の世の中電気が無いという事がどれだけ不便であるか。ネットは当然の事ながら、TVも見れないし、本を読むにも電灯が点かないから暇を潰すことすら出来ない。エアコンも扇風機も使えない。炊飯器も電子レンジも動かない。ガスコンロはかろうじて使えたとしてもボイラーは無理だから風呂も入れない。電気が無いと、生活の全てが成り立たない。もう寝るしかない。

結局停電が復旧したのは日付が変わる直前で、僕が自宅に帰れたのは午前2時過ぎだった。そこで一番問題なのは停電でも仕事でもなく、その日の朝から家族で旅行に出掛けなければならないということだ。

 

ゲーム 2004年8月6日(金)

僕は普段バイクに乗る時に1つ約束事を決めていて、それは「すり抜けや追い越しした車に追いつかれたら負け」という事。いや、別に勝ち負けの問題ではないし、抜かされない様に躍起になる訳でもないから「負け」という表現は適切ではなく便宜上言ってるだけなんだけれど、抜かした後に自然に走っていたら抜かした車が自分のすぐ後に居た、なんて事が良くあって、そうするとすり抜けや追い越し行為は全くムダだったという事になる。その全くムダな行為の為に危険を冒したり、周りに不快感を与えるのは不本意であり、スマートじゃない。

と言うのも、都市部ではどうか知らないけれど、僕が住む辺りでは普通の道を普通に走っている分にはすり抜けや追い越しをしてもしなくても大差無いからだ。先日も僕が車で走っていると、車がやっと擦れ違える位の細い路地で、スクーター(ピンクナンバー)が車をバシバシ抜かしていたけれど、信号の度に追いついて結局抜かしても抜かさなくても変わらなかった。誰がどんな乗り方をしようが僕と僕に関わる人達にぶつかって来ない限りは知ったことじゃないけれど、僕なら対向車が来たら逃げ場が無く、歩行者や自転車がいつ飛び出してくるか分からない細い路地で何度も追い越しをする気にはなれない。世の中にはどんなに無茶や無謀な運転をしても何事も無く平気な人が居るけれど、トホホで裏目の人生な僕が同様の事を行なったら失敗しそうで、早く目的地に着きたいというのが追い越す理由だとすると全く無意味な場合が多く、それなら無駄な追い越し行為の為に神経をすり減らして危険度を増すような事はしたくない。10〜20kmの道程なら、どんなに頑張って走ったって到着時間は5分と変わらない。僕は5分も惜しいくらい一刻を争うような状況になった事はそうそう無い。

何もバイクですり抜けや追い越しをする事を否定している訳じゃない。でも、車をガンガン抜かして爽快な気分になるのは結構だけど、それは運転が上手いからではなく単に運が良かっただけで、周りが引いてくれているからだという事を忘れちゃいけない。

 

オプション設定 2004年8月5日(木)

中古ながら我が家に届いたニューデジカメ。中古だけどニューなデジカメは、なんと動画撮影が出来るのです!って今時動画なんて当たり前じゃん。と思ってる貴方も私も1度は撮影してみたいと思ってる事があるでしょ?ほら、バイクに付けて撮ってみたいなって思った事があるでしょ?1度くらいは。

しかし、いくら中古のデジカメとはいえ振動の多いバイクの、これまた振動がひどいシングルのバイクにダイレクトに取り付けるのはさすがに気が引けるんだけど、あ、そうだ、頭に付ければ良いじゃん。ヘルメットにデジカメ。自らの体をショックアブソーバーとすることでバイクと路面からの振動を吸収し、精密電子機器を保護するのです。頭の上にカメラを載せて走る様は、かなりマヌケだとは思いますが。

そんな訳で、カメラマウント付きヘルメットが売り出されたら大ヒット間違い無しで、街行くライダーは皆頭の上にカメラを載せて走ることでしょう。

 

ボタン星人現る 2004年8月4日(水)

忙しい。あぁ忙しい。トイレに行く暇も無い。やっとの事で仕事に一区切り付け、トイレに駆け込みチャックを開けた時、僕はとんでもない状況に陥っている事に気がついた。にわかには信じ難く、右の指先で幾度と無く確認するも、結果は同じだった。その時の僕の脳内状況はと言えば、

「艦長、ご指示を。」

「うむ。波動砲用意。」

「波動砲用意!」

「波動砲準備完了!」

「標的確認!照準合わせ!」

「エネルギー充填90%!」

「波動砲発射まで10秒! 9、8、7・・」

「た・・大変ですっ!緊急事態発生!」

「なにっ!」

「ボ・・ボタン星人の障害隔壁が現れましたっ!」

「障害隔壁を突破しろ!」

「出来ません!」

「波動砲緊急停止!緊急停止しろっ!」

「ま・・間に合いません!」

「うわぁっ!!」

という感じで、僕の右の指先はパンツの小窓に付いているボタンを必死に開けようと試みる。僕はパンツはトランクス派なんだけど、あのパンツの小窓についているボタンが煩わしくていつも開けたままにしてるんだけど、奥さんがパンツをまとめて新品に替えたのをすっかり忘れていて、今日に限ってボタンが掛かってるというか、昨日も一昨日も新品のパンツで同じ状況に慌てふためいたのをすっかり忘れていて、今日も同様に僕の指先はスクランブルモード。煩わしい。ズボンの小窓の中で、更に小さなボタンを外すのは本当に煩わしい。煩わしいけど、パンツには必ずボタンが付いている。3枚1000円の安物パンツでもボタンが付いてる。あのパンツのボタンをその都度開け閉めしている人が居るんだろうか?

 

ドライブとトム&ジェリー 2004年8月3日(火)

奥さんがいきなり「カーナビが欲しい。」と言い出した。あぁ、良いね。カーナビ。便利だねカーナビ。首都高でも迷わないカーナビ。首都高なんて走る事無いけど。だけどちょっと待てよ。ウチの家計でカーナビが買えるの? よくよく話を聞いてみると、奥さんが欲しいのはナビゲーション機能ではなく、DVDの再生機能だった。つまりDVDが見たいということらしい。

奥さんの友達の車にはカーナビが付いていて、一緒に出掛ける時にそれで子供にアニメを見せている。そうすると子供が大人しく乗ってるようで、ウチの車にもDVDカーナビを付けたいということらしい。「DVDを見るならDVDカーナビを買わなければいけないよ」と吹き込んで買わせても良かったんだけど、僕の小遣いから支払われる訳ではないにしろ結局ウチの家計から出て行く事には変わり無く、無駄な出費はしたくないから「DVD見るだけならポータブルのDVDプレーヤーで良いじゃないか」とアドバイスしたら、価格も現実的になったお陰で奥さんが欲しい欲しい病に冒された。

僕はDVDカーナビだろうがDVDプレーヤーだろうが、そんな物は何でも良いんだけど、ただドライブの時にDVDを見ることが良い事なのかどうか引っ掛かる所もある。ドライブというのは車に乗って移動する過程もドライブであって、その過程を楽しむ事もドライブの楽しみだと思うからだ。車中でDVDを見て過ごすというのはその過程を省略してるような気がして、言うなればそれは最初から完成しているジグソーパズルであるとか、パリダカのダカールだけとか、そんな感じですごく味気無いものの様な気がしてならない。車の窓から見えるいつもと違う風景にワクワクしたり、長時間の移動の末にたどり着いた事によって「遠くまで来た」という実感を持ったりすることも楽しみの1つで、そしていつか「自分の運転する車でドライブに出掛けたい」と思う様になるんじゃないのかな。

だけど小さな子供が狭い車内に長時間閉じ込められるのは耐えられないだろうし、高速道路は遮音壁で景色も見えず退屈だろうし、子供が騒いで「大人しくしてなさい!誰の為にお出掛けしてると思ってるの!」と大人のエゴを子供に押し付けて楽しいはずの行楽が気まずい雰囲気になるくらいなら、DVDを見ていた方がマシなのかもしれないと言うか、子供と一緒にトム&ジェリーのDVDに見入ってしまいました。

時代と共に生活様式が変化するなら車中の過ごし方も変化して当然で、単に僕の過去の経験をなぞらえられない事に対して嫌悪感を抱いているだけかもしれない。

 

 2004年8月2日(月)

暑いなー。真夏だもんなー。真夏だけど冬ソナ。もう、何処に行っても冬ソナ。家族で出掛けたデパートの家電売り場でも冬ソナのデモが流れてる。ヨン様ヨン様って、一体何がそんなに良いのか、どんな男前なのか、と思ったら、どこかで見たようなメガネの男。あー、そうそう、カ○ウさんだよ。カ○ウさん。似てない?カ○ウさんに。って一体誰に聞いてるんだか分からないけど、何となくカ○ウさんっぽいなー。最近会ってないなーカ○ウさん。どうも最近忙しそうだと思ったらヨン様だよ。ヨン様人気でウハウハだよ。ちくしょー、1人だけ美味しい思いしやがって、僕もウハウハしてー!・・じゃなくて、冬ソナってそのペ何とかとか言う1人の男優の人気だけで盛り上がってる訳ではなくて、きっとストーリーも良いのでしょう。

世間を狂わせるそのドラマは一体どんなストーリーなのかと奥さんに尋ねてみると、「良くは知らんけど、恋人と死に別れた後にソックリさんと出会って〜」とか言う。何だよ。ありきたりな3角関係じゃないか。男前だから恋に悩むんだろ。出会った男がブサイクだったらドラマチックな話にもならないじゃないか。要は気が多いだけじゃないか。この阿婆擦れ女が。って思ったら、可愛かった。

僕も冬ソナファンになりました。

 

物欲 2004年8月1日(日)

そんな貧乏人を狂わせる夢の儚きオークションで一体何を買ったのかと言うと、デジカメ。僕は銀塩にしてもデジタルにしても熱狂的なカメラマニアではく、と言うか、それに掛けるだけの経済的余裕が無く、デジカメも元はHPに載せる画像を捕る為に買ったもので、いつも持ち出すのはガレージでバイクの部品とか撮影してて、普段子供のスナップなどに使う事は滅多に無かったんだけど、奥さんの友人がよくデジカメを持ち歩いていて、それで撮った子供の写真を貰ったら驚愕。何じゃコレは。超キレイ。ニコンの200万画素コンパクトデジカメは、ウチのIXY(APS)で撮った写真よりも綺麗だった。

デジカメもそこまで綺麗に撮れるなら、もはや銀塩とデジタルを使い分ける必要も無く、デジカメだけを持ち歩けば済むじゃないかと、昨年の暮れにオークションで中古の200万画素デジカメを買ったんだけど、当初はスナップが綺麗なコダックを買うつもりが、何を血迷ったかリコーを買ってしまって、別にリコーが悪い訳じゃないんだけど、カプリオよりも前のそれは素人の僕でも分かるほど操作性と画質が明らかに悪くて、動きの速い子供には到底追従出来ず、結局ガレージでバイクの部品を撮るのにしか使い様が無く、とんでもない物を買ってしまったと後悔していたら、トドメに壊れた。

雑誌にも書いてあったけれど、いくら安くても中古は買うべきではないそうだ。銀塩カメラは既に完成された物であるから多少古くても使い物にならないという事は無いんだけれど、デジカメはデジタル技術の塊だから、数年前の物でも現行モデルの操作性や画質には到底かなわない。それが分かってて買うんだから仕方が無いと言うか、廉価なデジカメはやっぱり質感も廉価であって所有欲を満たされないから愛着を持てないし、かといっていくらデジカメが安くなってきたとはいえ所有欲を満たす物はそれなりに値が張るから新品をポンと買えるだけの余裕が無く、購入意欲が湧かなかったんだけど、ちょっと小遣いを多目に貰って、どうしよう。何に使おう。いや、無理して使わなくても良いんだけどね。というかDRの車検代に回せよ。と思いながらもオークションを覗くと、もう欲しい欲しい病に冒される。

そして3台の使い物にならないデジカメに、新たに仲間が増えることになった。あ、それとあと携帯電話のカメラが1つね。

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