ドイツのDR乗り、stenさんからメールが来ました。
どこをどう辿って私にたどり着いたのかは知りませんが、内容はこんな感じ。
タイトル 「あなたの国のオートバイ状況を教えて下さい」
ハロー!君の名前は何ていうんだい?
こちらでは大きなDR−BIGのイベント(85台以上集まったんだ)があったよ。
それに来年ドイツで「THE INTERNATIONAL BIG-MEETING」があるんだ。
ドイツ中のBIGが集まるんだぜ!
日本は心からの歓迎するよ。
僕はあまり英語が得意じゃないけど、君ならこのリンクから沢山の画像を見ることができるんじゃないかな。
by sten
興味がある方はご覧あれ。
http://www.fotango.de/cgi-bin/public_gallery_item.cgi?id=146668&index=0&key
http://ebags.virtualtourist.com/m/.149706/article/1116/39/?s=K
stenさんのHP: http://www.stensworld.com
彼のHPを覗いて見ると、かなりモディファイされているのが目に付きました。
その中でもフロントフォークにホワイトパワーのエクストリームが装着されているのが気になります。
こんなのは今まで見たことが無い。
しかしstenさんのHP以外でも同様のモディファイされた車両の画像があります。
欧州では特別珍しいモディファイでもないのか?
気になったので、何とか英訳して(と言うより英訳サイトを利用して)、返事を書いてみました。
返事の内容は
こんにちは。僕は日本の「こときち」っていうんだ。メールありがとう。
君のDRは素晴らしいね。
ところで、1つ質問があるんだ。
フロントサスペンションはDR用を取り付けたのかい?それとも他車種の物を加工して流用したのかい?
ドイツでも沢山のDRユーザーが居てうれしいよ。
でも残念ながら日本でDRを楽しんでる人は少ないんだ。
末永くDRを楽しんでね。ありがとう。
すると、すぐにまた返事が来ました。
ハイ!こときち。
フロントサスはWPのエクストリーム・フォークだよ。
フォーク径はφ50mmで、ストロークは300mm、KTM rallyのフロント周りを移植したんだ。
ブレーキディスク(320mm)もKTMだよ。こいつは最高だね。
こときちも来年ドイツで開催する「THE BIGGEST DR-BIG MEETING OF THE WORLD」に来れると良いね。
メールに数枚の画像が添付されてました。
DRのフロントサスペンションの画像かと思ったら、何じゃコリャ?とんでもない画像でした。
こ・・これは凄い!自分1人だけで見るのはもったいない。
という訳で、この画像を私のHPで紹介させて欲しいとお願いした所、快く承諾してくれました。
これがstenさんが送ってくれた画像だ! ↓↓↓
何じゃこりゃ画像その1 げげっ!いきなりバイク担いでるよ!
ゲルマン・パワー恐るべし!
平気でDR−BIG乗り回すのも納得。
何じゃこりゃ画像その2 何コレ?DRの事故車?
何じゃこりゃ画像その3 かと思いきや、実はDRのサイドカーなのだ!
コレだよ!コレっ!私が欲しいと思ってたスパルタンなサイドカー!
実は丁度サイドカーの話をしてたところで、これを紹介したいと言ったら快く承諾してくれました。
さらに画像を追加してくれました。
でも、上の画像、どう見ても事故車ですよね。どうしたんでしょう?
追加画像その1 DR−BIGサイドカー走ってます。当たり前か。
追加画像その2 ダートも走ってます(笑)
追加画像その3 ダートでコーナリング。
サイドカーではリーンインですね。
追加画像その4 ガシガシ走ってます。
画像では分かり難いですが、結構な勢いで走ってるんじゃないかな?
追加画像その5 ローアングル
フロントサスが変更されボトムリンク式(アールズフォークとか言うの?)になってます。
カラーリングからすると、ベース車両は私と同じ初期型。
ノーマル状態でもフロント周りは多少弱い印象があるので、
サイドカーにするならフロント周りの強化は必須でしょうか。
追加画像その6 2人乗り。
子供かな?
いやぁ、DRのサイドカー面白そうですね。
欧州ではサイドカーのモトクロスもあるようですから、
オフ・スタイルのサイドカーも案外珍しくもないのかも。
日本で良く見かける綺麗で豪華なサイドカーも良いですが、
こういうシンプル極まりないサイドカーって良いなぁ。
さて、stenさんが教えてくれたリンク先をいくつか覗いて見ました。
欧州にはDRユーザーが沢山居るようです。みんな楽しそうですね。
でも考えて見れば、元々DR−BIGは海外向けの車種で、国内ではほとんど正規販売されてません。
海外で人気があって、ユーザーが多いのは当然ですよね。
大柄で重たい車体も、海外ではさほど苦にならないのかもしれません。
狭い日本で小さな日本人が乗るには合わないバイクなのかも。
でも同じバイクに乗っているというだけで世界のライダーと知り合えるなんて楽しいね。
素敵なバイクとネット環境に感謝!