SingleSmile ver エンデューろ

エントリー

長い間修理に明け暮れましたが、修理もようやく一段落つきました。子供も少しは手が掛からなくなってきたし、ここらでエンデューロレースに復帰してみようかと思います。

DRでED

今回も前回同様、坂内(坂内村は合併により岐阜県揖斐郡揖斐川町坂内になった)主催のエンデューロレース(1Hビギナークラス)にエントリー。レーススケジュールやエントリー用紙はwebサイトから入手出来ます。06年6月4日に向けてスタート。

坂内バイクランド

http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Pit/1860/

エンデューロといえば軽量で高性能なマシンで参加するのが当たり前で、最近では4stモトクロッサーをベースにした高性能なエンデューロマシンや海外メーカーのマシンなどが主流。それら最新のマシンに比べれば多少見劣りするものの、我が家にはホンダCRM250が有ります。昔エンデューロ用に購入した物で、レースに即したモディファイが施されています。考えるまでも無くレースならCRM、となるのですが、今回もまたDR−BIGで参加することにしました。

DRは、パリダカを走るようなラリーマシンの「レプリカ」です。日本の一般的なタイトなダートを走るのは不向きです。あえてそれでエンデューロという競技の場を走ることに意味が有るのかは疑問ですが、最新の高性能マシンで走ることにも疑問が残ります。ガレ場でも振られない。ヌタ場でもトラクションする。いつでもどこからでも加速する。最新のマシンは、今までライダーが四苦八苦しながら処理してきた作業をマシン側で処理してしまい、ライディングに対するライダーの介在度は少なくなっています。それにより更にライディングに集中出来るので、速く走る為にはその方が良いだろうし、そのポテンシャルを発揮させるのもまたそれなりの技量が必要ではあるし、マシンの進化を否定することはナンセンスではあるのだけれど、もはや凡人ではマシンの限界まで持っていくことが出来ません。巷でスクーターやモタードが流行るのは、それで充分事足りたり、ライダーが操っている感が強いからじゃないでしょうか。レースという速さを競う場ですらビンテージモトクロスなどが流行ったりするのを見ると、そこに何となく疑問を抱く人も少なくはないのかもしれません。

本来なら、高性能なマシンでハイレベルなレースに参加して上を目指していくべきでしょう。でも、過酷なレースを完走する為にはたゆまぬ練習と共に万全の整備が必要であるし、それらのレースは大抵会場が遠方であることから、参加するにはかなりの時間と費用を要し、僕の現状でそれを行うのは極めて困難です。誰もが余裕が有る訳ではなく、みんな色々やり繰りしながら参加しているのも分かりますが、しかしマシンと自分の限界を試してみたいというのであれば、あえてポテンシャルの低いマシンで近くの草レースに参戦するのも1つの手軽な手段であると思います。それはハイポテンシャルなマシンでのハイレベルなレース展開に対する「逃げ」でしかないのかもしれません。でも、所詮自己満足でしかないのであれば、より楽しい方が良いでしょう。今後もDRでお茶を濁すのか、それともCRMで本格的に参戦するのか、はたまたDRでよりハイレベルなレースに臨むのか、いっそやめてしまうのか、走ることで身の振り方を決める「何か」が感じ取れるかもしれません。

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